国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル」が終了することが4日、公式サイトで発表された。今年3月13日から16日まで開催された『東京アニメアワードフェスティバル2026』(TAAF2026)のコンペティション部門のオンライン上映が終了したことを受け、13年の歴史に幕を下ろすことになった。


 公式サイトでは、「東京アニメアワードフェスティバル閉幕のお知らせ」と発表。「東京アニメアワードフェスティバルは、2002年から2013年まで東京国際アニメフェアの一部として開催されていた東京アニメアワードを起源とする独立したフェスティバルとして、2014年に発足しました。以来、日本国内外から幅広いアニメーション作品を迎え入れ、優れた作品やクリエイターを表彰するとともに、上映会、展示会、トークショー、ワークショップ、教育プログラムなど、様々な企画を通してアニメーションの魅力と可能性を発信しています」と、これまでの歴史を振り返った。

 続けて「作品をご応募いただいた皆様、選考委員、審査員、クリエイターの皆様、そしてフェスティバルにご来場・ご参加いただいた皆様、その他フェスティバルの歩みに関わってくださったすべての方々の多大なご支援なくしては、13回ものフェスティバルを開催することはできませんでした。東京アニメアワードフェスティバルの歴史を支えてくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます」と感謝。

 「アニメーションを取り巻く状況が大きな変化を遂げ続ける中で、このフェスティバルが果たしてきた役割、築かれた繋がり、交わされた言葉、そしてここで数々の作品に出会った経験が、今後何年も皆様の心に残ることを願っています」と伝えた。

 また、「2026年9月30日(水)をもって、東京アニメアワードフェスティバルの公式Xアカウント、公式YouTubeチャンネル、お問い合わせフォームは閉鎖いたしますので、ご了承ください。また、同日をもって、現在の公式サイトはアーカイブサイトに移行し、過去の活動やイベントの詳細を引き続きご覧いただけます。2014年から2026年までの長い歴史の中で、東京アニメアワードフェスティバルへの変わらぬご愛顧とご支援を賜り、心より感謝申し上げます」とつづった。

 『東京アニメアワードフェスティバル』は、2002年に「東京国際アニメフェア」の一環として行われた「東京アニメアワード」を独立・発展させた国際アニメーション映画祭。「次世代のアニメーション制作を担う人材の発掘・育成等を行い、東京のアニメーション文化と産業の発展・振興を図ること」及び「東京の魅力を発信し、東京の観光振興に資すること」を目的にしている。

 『東京がアニメーションのハブになる』を合言葉に、高いクオリティとオリジナリティに富む世界中の作品を東京で上映し、世界中のアニメーションを愛する人々との交流を図ること、クリエイターや観客に刺激と感動を提供すること、その感動や刺激を糧にアニメーションの新たな波を東京から世界へ発信することを目指している。


 授賞式では声優やスタッフなどが登壇し功績を表彰され、過去にはアニメ『天才バカボン』のママや『ルパン三世』の峰不二子を担当した声優・増山江威子さん、『宇宙戦艦ヤマト』『宇宙海賊キャプテンハーロック』『銀河鉄道999』などで知られる漫画家・松本零士さん、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』脚本を担当した吉田玲子氏などが登壇していた。
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