じっくり一冊と向き合う“読書”からは、スマホから目で追うだけの情報とは比較にならない“養分”が得られる。ちまたには数多くの読書法があふれているが、どうすれば本を血肉にできるかを指南する『百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術[増補版]』(近藤康太郎著、CEメディアハウス、税込み990円)が、このほど発売された。
読書の仕方は人それぞれだが、どうせ読むなら本を血肉にし、明日の糧にし、よく生きたい――。そうした読者の一助となるノウハウを伝える一冊。目指すのは百冊読書家。ただ「百冊読めばいい」ではなく、自分にとってのカノン(正典)百冊を自力で選び、深く読み、そして最終的にはその百冊さえも必要なくなるほど、己の一部にするための方法論を、11のテーマで解説する。
「読むという行為について考え抜くことで、新しい己を知る」思想書でもある。「読書とは、問いを獲得するための冒険だ」と著者。読み終えたとき、少なからず新しい視点を獲得し、小さくても新しいスタート地点に立てているかもしれない。











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