昭和63年の設立以来、私たち吉村一建設は大阪近郊を中心に地域に根ざした住まいづくりを展開してきました。

長引く物価高や建築資材の高騰が進む現代において、当社はお客様の選択肢を狭めないための大きな挑戦を続けています。


総合建設業としてのノウハウを結集させ、多様なライフスタイルに応えるために誕生させたのが注文住宅ブランド「ゆめすみか」です。

なぜ高い住宅性能と手の届きやすい適正価格を両立できるのか、その理由がここにあります。

これまでの歩みとシステム革新の裏側について、代表取締役の友藤忠昭をはじめとする当社のチームが積み重ねてきた軌跡をご紹介します。

物価高の時代における注文住宅への疑問

現在の住宅市場において、新築一戸建ての購入を検討される一次取得層の平均所得は400万円台が中心となっています。

さらに長引く物価高や建築資材の高騰が生活を圧迫し、共働きでペアローンを利用して住宅を購入する世帯が急速に増加しているのが実情です。

日用品から光熱費にいたるまであらゆる生活コストが上昇する中で、家計における住宅費の負担は非常に重くなっています。

このような厳しい社会背景に直面し、多くのお客様が「本当は自由に設計できる注文住宅を建てたいけれど、予算が足りないから建売住宅で妥協するしかない」とマイホームの夢を諦めてしまうケースが後を絶ちません。

人生を豊かにするための住まい探しが、予算の制約によって諦めや妥協の選択になってしまっているのが現代の大きな課題です。

生活の基盤である住まいを守る吉村一建設の使命

私たち吉村一建設は、生活の基盤である「家」において、お客様が予算を理由に選択肢を狭めてしまうような世の中にしたくないと考えています。

家は一部の限られた人のための贅沢品ではなく、誰もが無理なく手に入れられる身近なものであるべきだという強い思いが私たちの根底にあるのです。

この「誰もが手が届く適正価格で、こだわりを反映した最高の住まいを提供する」という使命感は、創業以来脈々と受け継がれてきた当社の原点となっています。

「お金がないから建売で妥協する」という後ろ向きな家づくりを無くし、一人ひとりの理想をカタチにするために生まれたのが、注文住宅専門ブランド「ゆめすみか」です。

資材高騰という逆風が吹く現代だからこそ、私たちが果たすべき役割の重要性は以前にも増して高まっていると確信しています。

職人の技と適正価格を両立させるブレイクスルー

一般的に、お客様のこだわりや理想を詰め込んだ注文住宅を追求しようとすればするほど、熟練した職人の多くの工数や特別な建築資材が必要になります。

その結果として建築コストが大幅に跳ね上がってしまうのが、これまでの住宅業界における常識でした。


しかし、価格が高騰してしまっては、「安くて良い住まい」を届けるという私たちの原点となる信念を貫くことはできなくなります。

単に価格が安いだけの家ではなく、高い安全性や快適性を備えた高品質な住まいを、どうすれば手の届く適正価格でお客様に提供できるのかという難題に私たちは直面いたしました。

コストと品質のトレードオフを打破する最大の挑戦

そこで私たちが目指したのは、職人のクラフトマンシップや「良い家を届けたい」という純粋な想いを最大限に活かしながら、現場の無駄なコストを徹底的に削ぎ落とすことです。

すべての現場において一貫した最高品質の家を、どのようにして安定的に供給し続けることができるかというテーマは、会社を挙げた極めて大きな挑戦となりました。

この「コストの削減」と「品質の向上」という、一見すると矛盾するようなトレードオフを独自のシステムによって打破することが、当時の私たちに課せられた最大のミッションでした。

大工や職人の優れた技術を活かす環境を保ちつつ、合理的な生産体制を確立するための構造改革がここから本格的に始まります。

自社プレカット工場と全7回の厳格な検査体制

2018年、私たちはより優れた品質の住まいを低価格でお届けするため、約2,800平方メートルの広さを持つ自社プレカット工場を始動いたしました。

通常は大工の手作業で約20日かかっていた壁パネルなどの加工作業を、機械化によって約2時間に短縮し、劇的なコスト削減と品質の均一化に成功したのです。

このシステム革新により、大工がより細部の造作や内装の仕上げ作業にじっくりと時間をかけてこだわれる環境を創出しています。

また、妥協のない高い施工品質をお約束するため、当社では外部の第三者機関を交えた全7回におよぶ厳格な検査体制を構築しています。

基礎配筋から木工事完了にいたる各工程で厳しいチェックの目を光らせることで、いつ誰が建てても揺るがない確かな品質の担保を実現させました。

品質を支えるもう一つの柱となっているのが、代表の友藤忠昭が掲げる「9つの行動指針」をベースとした組織づくりです。

現場での気づきやお客様からの声を定期的に店長会などで共有し、常にフィードバックを行いながら進化する仕組みを定着させています。

妥協なき高性能注文住宅「ゆめすみか」

これまでの常識を覆すシステム革新と、全社が一丸となって取り組んだ改善の積み重ねから誕生したのが、注文住宅専門ブランド「ゆめすみか」です。

お客様に本当の豊かさを提供したいという想いが結集したこのブランドは、優れたデザイン性が評価され、標準仕様「ハルクラス」がグッドデザイン賞も受賞いたしました。


洗練された住空間を、予算を理由に諦めることなく適正な価格で形にできる点が、多くのお客様から支持を集めている理由となっています。

代表的なラインナップである「ハルクラスG」等では、2030年の省エネ基準を大きく先取りした「HEAT20 G2」水準の断熱性を標準で採用しています。

さらに、最高等級の耐震性能に加えて、地震の揺れを効果的に吸収する制震ダンパーまでも標準装備として搭載しているのです。

家の中が一年中「春」のような快適さで満たされる最高峰の安心を、手の届きやすい価格設定で実現させました。

また、私たちは引き渡し後の未来までしっかりと寄り添い続ける手厚いサポート体制をご用意しています。

瑕疵担保や地盤などに関する最長20年の保証をお約束する「トリプル20」に加え、設備品修理・交換費用補償額100%を保証する10年保証を標準で付帯する仕組みです。

家づくりから地域と社会の持続可能性へ向けた展望

私たちの仕事は頑丈で快適な建物を建てることだけではなく、その先にある人と人との繋がりを創り続けることです。

大規模な分譲地の完成時には「街開きのお祭り」を開催し、温かい住民コミュニティが生まれるきっかけを提供しています。

また、災害用トイレの普及活動や小中学校へのバスケットボール寄贈など、地場企業としての社会的責任を果たす活動にも取り組んでまいりました。

さらに、少子高齢化や建築コストの上昇を見据え、培ってきた木造建築のノウハウを活かした次なる挑戦を始めています。

具体的には、「リフォーム」や「非住宅施設・共同住宅」、旅館業を含む「観光・民泊事業」へと事業の柱を拡大していく方針です。

時代がどのように変わろうとも、大切な社員を守り、社会へ本当に「良い住まい」を還元し続ける企業として歩み続けます。

今後の“吉村一建設”とゆめすみか

今回のゆめすみか立ち上げに伴う全社一丸となったシステム革新への取り組みを通じて、私たちがお客様へ提供する住まいづくりの可能性はさらに大きく広がりました。


今後も昭和63年の設立から培ってきた「安くて良い家を提供する」という自社の強みは大切に守りながら、地域社会から愛され、持続的な成長を続ける企業を目指して進化し続けます。

リフォーム事業や観光・宿泊分野といった次なる多角的な展開においても、皆様の暮らしをより豊かにするワクワクするようなご提案を多数ご用意していく予定です。

これからの吉村一建設の新たな挑戦に、どうぞご期待ください。
編集部おすすめ