衛生用品や医薬部外品を製造・販売する三協製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:石原賢)は、家庭用エアコンの空気を吸い込むフィンと空気を吐き出すファンの両方を自分で洗浄できる「Dr.Cleno(ドクタークリノ)エアコンまるごと洗浄剤セット」を開発し、購入型クラウドファンディングサービス「Makuake」で発表しました。開発のきっかけとなったのは、20匹以上の動物と暮らす開発担当者自身が感じていた、「フィンを掃除しても、ファンの汚れやにおいが気になる」という悩みでした。


このストーリーでは、自身の困りごとから商品開発に至った経緯と、家庭でのエアコン掃除に「ファンまで手入れする」という選択肢を加えたいとの思いを、開発担当者が語ります。

エアコンを頻繁に使うからこそ、気になったファンの汚れ



我が家では、リビングとダイニング、キッチンがつながった空間で動物たちと暮らしており、エアコンは予備を含めて3台あります。長時間使用するため、汚れにも早く気づきます。これまでフィルター掃除はもちろん、ファン専用ブラシ、フィン用洗浄剤、抗菌剤入りシートなど、家庭でできる方法をいろいろ試してきました。しかし、掃除をするたびに気になったのが、吹き出し口から見えるファンです。フィンを洗浄しても、ファンの細い羽根の隙間にはほこりが残ります。少なくとも我が家では、「フィンだけを洗えば終わり」とは思えませんでした。

汚れが見えているのに、きれいにする方法がない

フィンだけでなく、ファンも掃除しようと、ホームセンターやドラッグストア、ECサイトでファン用の洗浄剤を探しましたが、売っているものはフィン用ばかり。このもどかしさが、商品開発へ向かう大きな動機になりました。

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業者による本格清掃と、日常の手入れの「間」をつくる



自分でできる範囲に限界を感じ、その後はプロの清掃業者にも依頼しました。

当時、我が家で支払った金額は、お掃除機能付きエアコンが1台約1万8000円、通常のエアコンが1台約1万2000円。仮に1台1万2000円で3台を清掃すれば、1回で3万6000円です。

「汚れが気になる。でも、そのたびに全部を業者へお願いするのは難しい」

そこで考えたのが、業者による本格清掃と、普段のフィルター掃除の間にある選択肢でした。
分解が必要な清掃や異常はプロに任せる。その一方で、対応機種や使用部位を守りながら、家庭でできる日常の手入れを増やしたい。その考えから、フィン用洗浄剤、ファン用洗浄剤、専用カバーの3点をひとつのセットとして開発することにしました。

「フィンだけを洗っても、においが残る」――20匹以上の動物と暮らす開発担当者が挑んだ、エアコン洗浄剤の開発


「1本で全部」ではなく、フィンとファンを分けて考える



開発で最初に決めたのは、フィンとファンを分けて扱うということでした。熱交換器のフィンは主にアルミでできており、薄く繊細です。一方、送風ファンは樹脂でできており、細い羽根の隙間にほこりが入り込みます。

確かに「1本で全部洗える」とした方が商品としては分かりやすいかもしれません。しかし、素材も形状も汚れ方も違います。それなら、それぞれに合った洗浄剤を別々につくる。これが開発の基本的な考え方になりました。

フィン用では、洗浄力だけでなくアルミへの影響を防ぐため、銀イオンに頼らない処方を考えました。消臭、抗菌、防カビに使われる成分を調べ、候補を絞り、エアゾールメーカーへ試作を依頼。噴射状態や泡の広がり、液の流れ方を確認しながら調整を重ねました。


「フィンだけを洗っても、においが残る」――20匹以上の動物と暮らす開発担当者が挑んだ、エアコン洗浄剤の開発


ファンの細い隙間へ、どうやって液を届けるか



特に難しかったのが、ファン用洗浄剤でした。

ファンには細かい羽根が複雑に並び、その隙間にほこりが入り込みます。噴射が弱ければ表面を濡らすだけになり、反対に広がりすぎれば狙った場所へ当てにくくなります。

試作を重ねながら、噴射圧、噴射の広がり、ノズルの使い方を何度も確認しました。

目指したのは、単に強く噴射することではありません。

家庭で扱える範囲で、ファンの隙間へ狙って届き、付着したほこりを落とすこと。

できるまでエアゾールメーカーと相談しながら調整を繰り返しました。ファン用には消臭・抗菌・防カビを考慮した銀イオン系成分を採用し、材料メーカーとも使用条件や素材との適合性を確認しています。

「フィンだけを洗っても、においが残る」――20匹以上の動物と暮らす開発担当者が挑んだ、エアコン洗浄剤の開発


洗浄剤だけでは、家庭で使いやすい商品にはならない



もう一つ、実際に使う立場だからこそ気になったことがありました。

ファンを洗えば、汚れを含んだ液が送風口から流れ出てきます。どれだけ洗浄剤の性能を高めても、その液をきちんと受け止められなければ、家の中が汚れてしまい、家庭では使えません。

そこで今回のセットでは、ある程度の厚みを持たせた専用カバーを付けました。作業前に取り付け、洗浄液を受けて、バケツやたらいなどの容器に流します。

準備から洗浄、後片付けまでを含めて、ひとつの商品として考える。
自分自身が家庭で使いたい商品だからこそ、洗浄剤そのものだけでなく、こうした使い勝手にもこだわりました。

また、消臭や抗菌、防カビは、「使ってみて良かった」という感覚だけで説明できるものではありません。そのため、抗菌・防カビについては第三者機関へ試験を依頼し、定められた条件の下で確かな性能を確認しました。

確認できたことを、確認できた範囲で正確に伝える。それも家庭用洗浄剤をつくる側の責任だと考えています。

「フィンだけを洗っても、においが残る」――20匹以上の動物と暮らす開発担当者が挑んだ、エアコン洗浄剤の開発


自分の困りごとから、同じ悩みを持つ人の選択肢へ



この商品は、もともと私自身の困りごとを解決するために考えたものでした。エアコンを長時間使う。ペットと暮らしている。臭いが気になる。業者へ依頼する価値は分かっていても、毎回すべてを任せるのは負担が大きい。そして、市販品でフィンを掃除しても、ファンの汚れが気になる。そんな一つひとつの悩みを、商品の条件へ置き換えてきました。

完成したときに感じたのは、「自分が欲しかったものが、ようやく形になった」ということでした。
そして同時に、同じように困っている人にも届けたいとの思いを強くしました。それは、ペットと暮らす家庭だけではありません。エアコンを長時間使用する方や、季節の変わり目に自分で丁寧に手入れしたい方にとっても、一つの選択肢になればと思っています。

「フィンだけを洗っても、においが残る」――20匹以上の動物と暮らす開発担当者が挑んだ、エアコン洗浄剤の開発


Makuakeから、「ファンまで手入れする」という選択肢を



今回、私たちはこのエアコン洗浄セットを購入型クラウドファンディングサービスのMakuakeで発表します。私たちが提案したいのは、「エアコン掃除をすべて自分で行う」ということではありません。分解が必要な清掃、重度の汚れ、異常がある場合などは、メーカーや専門業者へ相談する必要があります。そのうえで、対応機種と使用部位を確認し、取扱説明書を守って行う日常の手入れに、新しい選択肢を加えたいと考えています。

これまで家庭でのエアコン掃除といえば、フィルターやフィンが中心でした。

でも、私自身がずっと気になっていたのは、その奥にあるファンでした。

「フィンだけを洗っても、においが残る」

そこから始まった今回の開発を通じて、家庭でのエアコンの手入れに、「ファンまで」という選択肢を加えていきたい。

それが、自分自身の困りごとからこの商品をつくった、私たちの思いです。

Makuakeでいただいた声も参考にしながら、さらに分かりやすく、使いやすく、続けやすい商品へ改善していきます。
Makuakeでは、9月20日まで応援購入を募集し、9月末以降のお届けを予定しております。

「フィンだけを洗っても、においが残る」――20匹以上の動物と暮らす開発担当者が挑んだ、エアコン洗浄剤の開発


プロジェクトURL:https://www.makuake.com/project/air-con-cleaning/

一般販売については未定ですが、Makuake終了後の発売を計画しています。

【商品概要】

商品名:

セット内容:フィン用洗浄剤1本(420mL)、ファン用洗浄剤1本(420mL)、洗浄用エアコンカバー1点

商品形態:エアゾールタイプ洗浄剤

用途:家庭用エアコン内部の洗浄、除菌、消臭、抗菌、防カビ

対象箇所:家庭用エアコンのフィン、ファン

保管方法:直射日光を避け、火気のない涼しい場所で保管してください。エアゾール製品のため、高温になる場所には置かないでください。

【会社概要】

社名:三協製薬株式会社

本社所在地:東京都中央区日本橋3丁目2番14号KNビル4階

名古屋事業所:愛知県名古屋市東区白壁4-68

代表取締役:石原賢

事業内容:衛生用品、医薬部外品の製造・販売

HP:https://www.sankyo-pharma.co.jp/

Mail:info@sankyo-chem.com
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