"空振り率45%"もなんの――村上宗隆が156キロ超の速球に対するメジャートップの数字とその理由

"空振り率45%"もなんの――村上宗隆が156キロ超の速球に...の画像はこちら >>



シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆が、メジャー挑戦前に指摘されていた懸念を払しょくするデータに注目が集まっている。渡米前には、MLBの速球への対応力を不安視されていた。

しかし、シーズン開幕から約4か月で、速球に対する数字はメジャー屈指となっている。



村上宗隆、156キロ超の速球に対しOPSでトップに



『MLB.com』は、97マイル(約156.1キロ)以上の球を『高速球』としてデータを集計した。97マイル以上の球で打席結果が決まったケースが30打席以上ある144選手の中で、村上はOPS1.249を記録してトップに立った。MLB屈指の強打者である、ヨルダン・アルバレスの1.142、フアン・ソトの1.103を大きく上回る数字となっている。



村上は高速球長打率でも.792で全体1位となっている。97マイル以上の速球から放ったホームランは4本で、ソトやジュニオール・カミネロと並んで最多を記録した。村上の長所である長打力は、MLBの高速球を相手にしても発揮されていることがわかる。



速球への課題とMLB屈指の指標



"空振り率45%"もなんの――村上宗隆が156キロ超の速球に対するメジャートップの数字とその理由
画像: 速球への課題とMLB屈指の指標


一方で、高速球に対して課題も残っている。空振り率は45%と高く、三振率は32%だ。コンタクト面では成長の余地がある。しかし、四球率は24%に達しており、97マイル以上の球で打席結果が決まったケースでは出塁率.441を記録している。空振りは多いが、簡単には打ち取られないということだ。



渡米前には弱点と指摘されていた高速球への対応。

しかし、現時点では村上が圧倒的な指標を記録している。日本が世界に誇る主砲は、メジャーの高速球をものともせず、事前の評価を完全に覆してみせた。

編集部おすすめ