大谷翔平の代役でオールスター1番DHに地元ファン熱狂——主砲の待っていた"まさかの結末"

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MLBオールスターゲームを左膝の治療のために欠場することとなったロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平。ナ・リーグを指揮したドジャースのデイブ・ロバーツ監督が大谷の代わりに、フィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワーバーを「1番・DH」で起用した。

開催地フィラデルフィアでの地元スターの登場に、球場は大歓声に包まれた。



大歓声で迎えた1番・DH起用の裏側



大谷は7月10日、左膝の炎症により同日の対ダイヤモンドバックス戦の先発登板を回避。ドジャースは同日、大谷がオールスターゲームに参加しないことを発表した。大谷は週末の3連戦にはDHとして出場を続けたが、シリーズ終了後に膝から水を抜く処置を受ける予定になっていた。深刻な故障ではないとされるものの、ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースは無理をさせず、球宴よりもシーズンを優先する判断を下した。



一方、代役に指名されたシュワーバーは、今季もフィリーズ打線をけん引する活躍を見せている。オールスター前の時点ですでに両リーグトップの32本塁打を記録。昨シーズンは自己最多の56本塁打を放ったが、それを今季上回るかも注目されている。オールスターの開催地が本拠地フィラデルフィアということもあり、ロバーツ監督が粋な采配を見せ、地元ファンの大歓声を背に「1番・DH」を務めることになった。



地元で先発のサンチェスがまさかの3失点



フィラデルフィアの地元メディア『Philly Sports Reports』は、シュワーバーについて「メジャーリーグ屈指の強打者で、ナ・リーグの先発にふさわしい実力者」と紹介している。昨年のオールスターでは9回終了時に6-6で引き分けとなった後、史上初のスイングオフ(ホームラン競争)が行われ、シュワーバーは3本塁打を放って勝利に貢献し、MVPを獲得した実績もある。



同メディアは「大谷は左膝の炎症のため、フィラデルフィアでの試合に参加しないことを決めた。しかし、フィリーズにとっては、シチズンズ・バンク・パークの観客にちょっとした喜びを与えてくれる出来事だ」と伝えていた。



しかし、地元の大声援を受けて迎えた一戦は、シュワーバーにとって苦しい結果となった。7月14日に行われた本戦でアメリカン・リーグが4-0でナショナル・リーグを下し、13年ぶりとなるオールスターゲームでの完封勝利を収めた。地元の期待を背負った先発右腕クリストファー・サンチェスは初回に3失点を許す苦しい立ち上がりとなり、1番に座ったシュワーバーも目立った働きができないまま試合を終えた。この日はヤンキースのコディ・ベリンジャーが初回に値千金の2点適時打を放ち、試合MVPに輝いている。

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