シンガーソングライター・村上想楽、新たな名はsorato。彼女は、2025年2月、TOY'S FACTORY / VIAとTHE NINTH APOLLOによる共同プロジェクトから誕生し、soratoとしてメジャーデビューを果たし、そして、2026年8月26日、キャリア初となるフルアルバム『空とツキ』をリリースした。


今作は、彼女の真骨頂である”ノンフィクション・ラブソング”11曲から成る渾身の一作。それぞれの曲の中で、彼女自身の恋愛の実体験が赤裸々に綴られていて、そうした筆致はメジャーデビューを経ても一切揺らいでいない。そして今作は、変わらない部分と、進化し続ける姿の両方を備えた彼女の現在地を克明に刻んだ一作でもある。soratoとしての最初の集大成となる今作を完成させた彼女に、現在に至るまでの歩み、今後の展望について語ってもらった。

THE NINTH APOLLOに憧れて ライブハウスへ

ーはじめに、音楽との出会いやルーツについて教えてください。

最初に楽器に触れたのは、幼稚園の頃から習い始めたピアノでした。小学生の頃には歌とダンスを習わせてもらって。音楽に触れるのは早かったかなと思います。中学生になって、ふとギターを弾いてみたいと思って習いに行って、それからギターにはまっていきました。最初は、miwaさんや片平里菜さんやコレサワさんの曲をカバーしていて、こんな楽しいことがあるんだ!って。地元のお祭りで、片平里菜さんの「夏の夜」やmiwaさんの「ヒカリヘ」を歌ったりしてました。

で、高1ぐらいの時に、Hump BackとMy Hair is Badを知る、みたいな。
今でも、YouTubeでHump Backの「月まで」のMVを再生した瞬間のことを思い出せるぐらい。MVをもうずっと繰り返し観ていて。

ーそれこそ、2組ともTHE NINTH APOLLOですよね。

そうですね。そこからTHE NINTH APOLLOってところのバンド、どのバンドもかっこいいやん、ってなっていって。高校生の頃、東京に行く機会があって、THE NINTH APOLLOのホームページからバンド名を書き写したメモを持って、長崎にはないタワーレコードの渋谷店で、ハルカミライやyonigeやSIX LOUNGEのCDを手に入れてワクワクしました。大学では軽音部でマイヘアやyonige、TETORA、Hakubiなどいろんなコピーバンドをやってみたり。

ー初めてライブハウスにライブを観に行った時のことは覚えていますか?

YouTubeに載っていない曲も、都会へ行けばCDで聴けると知り、その次に、ライブハウスに行けば好きなバンドのライブが観れるんだと高校3年生になって気づきました。Hump Backと、BANS ENCOUNTERのツーマンライブを長崎STUDIO DO!に制服で母と観に行って、慣れない人混みと爆音で具合が悪くなりながらも、隙間から観て、『本物だ!』って(笑)。

大学2年生の時に、コロナ禍だったんですけど、STUDIO DO!にハルカミライが来ます、となって。STUDIO DO!!の通常時のキャパシティーが100人くらいで、コロナ禍でキャパがその半分になって、先行は抽選で落ちて、一般の早押しでチケットを勝ち取ったら、整理番号が最後のほうで、最後尾だったんですよ。その時に、最後尾の近くに渡辺旭さん(THE NINTH APOLLO代表)がいて。
その時、BANSのサイン入りのTシャツを着ていて、それを見た旭さんが「誰のサインなん」って聞いてくれて。ちょうどその頃、私がBANSのカバー動画をTwitterに上げていて、それをBANSがリツイートしてくれていたんですけど、その話と一緒に「弾き語りをやってます」とお伝えしたら、旭さんがたまたまそのカバー動画を知ってくれてて。その話の流れで、「心斎橋BRONZE出てみるか?」と言ってくださって。え、あのBRONZEに?ってなって。最初は、コロナ禍だったから長崎県外まで行けるか分かんないですって答えたんですけど、これを逃したら何も変わらないかもって思って、BRONZEに出させて頂きました。それが、THE NINTH APOLLOとご一緒させて頂くきっかけになりました。

村上想楽からsoratoへ 他者と鳴らして広がった音楽

ーsoratoとしてTOYS FACTORYからメジャーデビューしたのが2025年2月で、そこが、soratoさんにとってのもう一つの大きなターニングポイントになったと思います。新しい名義で再出発することについて、どういうふうに捉えていましたか?

当時は葛藤もあって。村上想楽っていう本名で生まれてずっと生きてきて、この名前だから覚えてくれた、知ってくれた人もいて。それが0になるんじゃないかっていう不安はめちゃくちゃあって。ちょっと心配ではあったんですけど、馴染んできました(笑)。

ーちなみに、soratoという新しい名義は、本名の想楽がベースになっていると思いますが、どのように決めたのでしょうか?

想楽(そら)の後ろに50音を一つずつ並べて当てはめて、響きがよかったのが「と」でした。
それまでずっと弾き語りでやってきた村上想楽がバンドセットとやる、つまり、「と」はandやwithの意味にもなるし、toの意味にもなるし。いろいろな意味を持たせられるぞ、と思ってsoratoに決めました。

ーTOYS FACTORYのチームの皆さんと合流した時のことで、印象に残っていることがあれば教えてください。

夢をでっかく持とう、というお話をして頂いて。周りのミュージシャンたちが「武道館に立ちたいです。」と宣言している中で、それまでの私は目の前のことしか見られていなくて。ライブハウスでかっこよくなりたいって思ってずっとやってます、みたいな。だからはじめは、ついていけるだろうか、やっていけるかなって思ってました。でも、悩みつつも、いろんな新しい挑戦をさせてくれて。ライブハウスでライブをしながら今まで出来なかったアニメのタイアップやラジオ出演などを経験させてもらえてすごくいいバランスを取りながら活動させて頂いてるなあと思います。

ー新しい体制、新しい環境で、この1年半走ってみて、いかがでしたか?

めっちゃ面白かったです。もちろん、その時々ではすごく葛藤することもあったし、アレンジとか、ボーカルディレクションとか、新しいことだらけで、悩むこと、もがくこともあったんですけど、ずっと挑戦させてくれて、面白い1年半でした。2年前の曲と最近作った曲を比べてみると、自分がすごく成長したことが分かるというか、実際、いろんな経験をさせてもらったおかげで自分の中で考え方の幅が広がったなあって思っていて。


ーアレンジのお話が少し出ましたが、アレンジャーの方と本格的にタッグを組んで音源を作るのは、soratoさんにとって初めての挑戦の一つだったと思います。

そうなんです。それまで、ギターと歌のみの音源にこだわっていて。それまでの私は、ライブでは弾き語りなのに、音源がバンドアレンジなのはどうなんだ?と尖った考えを持っていて(笑)。ただ、音源をバンドアレンジにしてもらえたことで、ライブもバンドセットでやってみようと思えるようになって。どんどん凝り固まった部分がなくなり、考え方が広がっていきました。

ーいろいろな方々と共創する経験を重ねる中で、新しく得た学びや気付きが多かったのだろうと想像します。

そうですね。今までは、「私の恋愛、聴いてよ!」というか、自分の恋愛を1から10まで、つまり、こうやって出会って、こんなことがあって、こんなふうに別れました、まで全て説明する、みたいな曲の作り方ばっかりだったんですけど、いろんな人が関わってくださる中で、次第に、どうしたらもっと人に伝わるか、どうしたら”自分のもの”として聴いてもらえるかについて、考えながら曲を作れるようになっていって。それは自分にとってめちゃくちゃ大きい変化でした。アレンジもcinema staff三島想平さん、竹縄航太さん、ミーマイナーのさすけさんなどすごい皆さんが携わってくれました。プロの方々は本当にすごいです。


ー特に、「空白」のアレンジは、ひときわインパクトが大きいというか、バンドアレンジだからこその壮大なスケールと奥行きを感じます。

ですよね。実は、弾き語りをしている時も、私の頭の中ではドラムが鳴っていて。私は、ライブハウスで観てくれている方に”ドラムが聴こえる弾き語り”をやりたい、って思いながらやっていました。ライブハウスでは、自分がバンドの中に混ざって出演することが多かったので、バンドの中でアコギ1本で負けないためにはどうしたらいいんだろうって考えた時に、おのずとそういう考えに辿り着きました。対バン相手の方から、「今日、ドラム、鳴ってたよ。」って言ってもらえたこともあって、ちゃんと伝わってるって思えて、嬉しかったです。

また、「体温」は、リリースする1年前にはできていて、ずっとライブで弾き語りでやっていた曲で。レコーディングの時に、ライブで私の頭の中で鳴ってるサウンドを、ミュージシャンの方々に理想どおりに鳴らしてもらえて。レコーディングに参加してくださったドラマーの方から、「まさにこういうドラムをつけたいって思った」って言ってもらえたのも、すごく嬉しかったです。

一方、先ほどおっしゃってくださった「空白」や「友達のふり」では、もともとは自分の頭の中では鳴っていなかった音を鳴らしてくださって。最初は、自分の曲でこの音が鳴っていいんだっけ?みたいな葛藤がちょっとあったんですけど、次第に、曲の色を変えて届けることができるんだって知って、すごく楽しくなっていきました。それまでの自分には、ずっと弾き語りでやっていくんだ、みたいな感じで凝り固まっていた部分があったんですけど、そういう考えを広げてもらえたような気がして。


「私は、私の恋しか歌えない」『空とツキ』に刻んだ現在地

ーそして、メジャーデビューから1年半が経ち、一つの集大成となるフルアルバムが完成しました。

やっとこさ(笑)。時間がかかりました。納得いきまくってる曲たちなので、自信を持って届けていきたいなと思います。

ー『空とツキ』というタイトルには、どのような想いが込められているのでしょうか?

セルフタイトルのアルバムってかっこいいなと思っていて。いきなりsoratoという名義をそのままアルバムタイトルにするのはちょっとハードルが高いなと思ったけど、この言葉は入れたいと思って。それで、soratoのツキを願いますっていう願掛けの意味を込めて、『空とツキ』というタイトルにしました。また、「月に願う」では、”月”のことを歌っていて、「ハートレート」には、〈一生分の心拍を今使っていい 君で使い果たしたいな〉という歌詞があるんですけど、使い果たすという意味での”尽き”を歌っていて、それに、「友達のふり」の嘘”つき”にもかかるなと思って。

ー今作に収録されている11曲に共通するのは、soratoさんご自身の恋がテーマになっていることです。それは、村上想楽として活動していた時から一貫しているテーマだと思いますが、やはり、環境が変わっても、そうしたテーマは揺らがないですか?

今のところ揺らいでいなくて。もともと、そういうテーマで書こうと意識してるわけでもないけど、自分の中から湧き上がった感情でしか書けないからかな。たぶん、これからも揺らがないんだと思います。

ー自身が経験した恋を歌うことが、soratoさんにとっての、最も嘘偽りない表現テーマになる、というか。

そうですね。なんていうかな……友達に惚気話とかあんましなくて。他のことはけっこう喋れたりするけど。曲だからこそ書けること、伝えられる気持ちがあるから、こうなってしまいました、結果的に(笑)。

歌詞を書くにあたっては、日常でメモしたことをもとにすることが多くて。例えば、「声を溶かせば」に〈あ、賞味期限が誕生日だ〉っていう歌詞があるんですけど、それも、実際に、冷蔵庫を開けた時に気づいたことで、あっ、メモメモ、みたいな感じで書いたメモがもとになっていて。日常をそのまま切り取って見せてる、みたいな感じだから。本当に赤裸々。特に片思いの曲はめっちゃ赤裸々で、恥ずかしいです。ずっと失恋の曲が多かったんですけど、「tomato」は片思いの曲で、その恥ずかしさにはまだ慣れない、というか(笑)。それも一つの新しい挑戦だったなっていう。

ーアニメとのタイアップも、大きな新しい挑戦だったと思います。

そうですね。ただ、それぞれのアニメの原作を読ませて頂いた時に、自分の気持ちと重なる部分がけっこう多かったので、素直に書けましたね。

ー音楽や漫画や小説やアニメは、それぞれ表現の形式が異なるし、また、表現者も異なりますが、それぞれの表現の本質をぐっと突き詰めていくと根底で繋がるというか、すごく普遍的な部分でリンクするというか。そこまで潜ってくのは大変じゃなかったですか?

今までの自分の具体的な恋愛の描写の手法が使えなくて、アニメの世界線を壊さない表現で歌詞を作るのは大変ではありましたが、楽しみながらやれました。でも、なんだかんだ自分の恋愛を重ねて作ってますね。

ー歌詞を書く時、聴いてくれるリスナーのこと、もしくは、ライブの観客のことは、どれぐらい意識していますか?

ライブに来てくれるお客さん同士が恋人関係になっていくことが多くて、私の失恋の曲ばかり聴いてもらうのが申し訳なくなってきて、「君たちのために幸せな曲を作るね」と思ったり(笑)。アルバム制作の終盤からは特にすごく意識するようになってきて。届けたい、というか、この歌をあなたのものにしてもらえたらな、という想いがだんだん強くなってきたなあと思います。

ー先ほどのアニメタイアップのお話にも通じますが、それぞれの曲は、soratoさんご自身の恋愛がテーマになっているものの、聴き手自身の人生や日常に重ね合わせながら聴いている人は、きっと多いと思います。同じ景色が浮かぶ、というか。

ありがとうございます。景色が浮かぶ歌詞がめちゃくちゃ好きで、そういう曲を作りたいってずっと思っていて。「友達のふり」には〈地元のアーケードを歩いた〉〈ふたりでいるときだけの呼び名が まだ聞こえる気がした〉という歌詞があるんですけど、聴いてくれる人の中でそれぞれの思い出が浮かんでくれたらいいなって思っていて。そういう気持ちが、どんどん濃くなっていっているなあと感じます。

ー「tomato」の後半には、ライブハウスで、お客さんと一緒に歌うことを想定しているであろうパートがあって、歌詞の書き方だけではなく、曲の構成などにも変化があったのではないかと想像しました。

めちゃくちゃありました。一緒に歌いたいって思っています。

編成が変わっても 帰る場所はライブハウス

ー今後のライブが楽しみです。

ありがとうございます。今度の初ワンマンでは鍵盤を入れた編成にもチャレンジする予定なのですが、やっぱり、スリーピースへのロマンがあって、今はその体制でライブをすることも多くて。

ーそれこそ、Hump Backもマイヘアも、スリーピースですもんね。

そうですね。スリーピースへの夢がありつつ、でも、一人でずっと弾き語りでやってきたっていうのもあるから。一人でやることもあれば、スリーピースでやることもあれば、この前は、初めてドラムとのツーピースとかもやってみたり。まだやったことがないフォーピースを経験したら「これだ!」となるかもしれないし。これからどんどん編成は変わっていくこともあるかもしれないし、アレンジが変わっていくこともあるかもしれない。スリーピースが好きって言ってたのに結局5人でやるんだって思われることもあるかもしれないんですけど、結局どう思われても、ライブハウスでかっこよくなりたいっていう気持ちはマジでずっと変わらないし、弾き語りが一番かっこいいものでもありたいっていう気持ちも変わらないです。ライブハウスでかっこよくなることを諦めたら、もうあの頃の自分が救われないなと思うので。そこは変わらずに。

ー”あの頃の自分”というのは。

バンドの出演が多いライブハウスのイベントに、アコギを持って出始めた頃の自分。ライブハウスでかっこよくなりたいって覚悟を決めた時の自分がいるので。それは忘れずやっていきたいです。

ーこれから先もいろいろな変化を遂げていくかもしれませんが、常に、帰る場所としてライブハウスがあるということですね。

そうですね。観に行くのも好きやし、やるのも好きです。悔しいと思うことも多いし、ライブの予定がないと不安になるけど、ライブハウスでライブをし続けたいから、帰れる場所であってほしいです。

ー憧れてる先輩ミュージシャンはいますか?

弾き語りの先輩で言うと、片平里菜さんですね。芯を持っていて、ずっとかっこよくて、あんな大人になれたらと思います。片平さんとは、ターニングポイントで会わせて頂いていて。村上想楽名義でステージに立つ最後の日が、片平さんとの対バンで、そん時はもうめっちゃ不安で、どうしていいか分かんないっていう感じだったんですけど、「そらじろうは大丈夫だよ。」ってすごい背中を押してくれて。打ち上げも、果てまでやってくれて。ちゃんと3軒ぐらい回って、もう朝じゃん、みたいな(笑)。

それと、エレキギターを始める時にギター選びで迷っていて、Hump Backの林萌々子さんに勇気を出して相談したら「もしよかったら一緒に選びに行こうか?」って言ってくださって、楽器屋巡りに付き合ってくれて。あの憧れの人にエレキを選んでもらえてる!って(笑)。好きなバンドの先輩方は、どなたも、ライブがかっこいいだけじゃなくて中身も優しくてかっこいいんだと実感することばかりで。

ー今後実現したいことについて教えてください。

まだツアーをやったことがなくて。弾き語りで1人で遠征して、12日間出っぱなしみたいなことはあったんですけど、自分で企画をしたことがなくて。お世話になった人たちを呼んだり、自分からお世話になった人に会いに行ったりしたいなっていう目標はあります。恩を返せるようになりたいです。それこそ、STUDIO DO!にも。

ー10月には、soratoとしての初のワンマンライブが、東京・Spotify O-Crest(10月16日)と大阪・心斎橋BRONZE(10月23日)で開催される予定ですよね。どのような2日間になりそうでしょうか?

ツアーも企画もしたことない私がワンマンライブをさせてもらうことに、もちろん緊張でしかないけれど、今までの私も見せたいし、今までの私があってこその今も見せたいし、未来が見えるライブにもなったらなと思っています。観に来てくれた人に『これからもっと面白くなりそう』と思ってもらえたらなと。自分自身もそう思えるライブにしたいです。

soratoが語る、ロックバンドの衝動で歌う「私の恋」──好きなバンドがつないだTHE NINTH APOLLOとの縁

Major 1st Full Album
『空とツキ』
sorato
発売中
配信:https://tf.lnk.to/soratotsuki
CD:https://tf.lnk.to/soratotsuki_CD

01.ハートレート
02.体温
03.鼻歌と眠気
04.声を溶かせば
05.空白
06.友達のふり
07.いつかのいつか
08.最終回
09.月に願う
10. tomato (★Lead Track)
11.明日のツキ

sorato 1st ONE MAN「一生分の心拍を鳴らせ」

TOKYO
10月16日(金)Spotify O-Crest
open 18:30 start 19:00

OSAKA
10月23日(金)心斎橋BRONZE
open 18:30 start 19:00
ticket adv 3500円 door 4400円(Drink代別)(学生証提示で当日1000円キャッシュバック)
主催:sorato
企画制作:THE NINTH APOLLO / VIA TOY'S FACTORY
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