日本酒の“辛口”を独自に進化 「SAKE HUNDRED」から新商品「来火」 旨味・甘味・酸味、余韻の先に圧倒的なキレ
ブランドオーナーの生駒龍史氏
 高級日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」は、王道の“辛口”を独自に進化させた新商品「来火(らいか)」(720ml、税込2万2000円)を事前登録者限定で9月14日から発売する。コンセプトは「溢れる個性、味わう辛口」。
酒質はブランドオーナーの生駒龍史氏らが設計し、製造は人気銘柄「雅楽代(うたしろ)」で知られる新潟県佐渡市の天領盃酒造が担う。ブランドのフラッグシップ「百光(びゃっこう)」と双璧をなす新たな柱に育てる。

 ブランドとしては10品目になるが、通年展開する新商品は2年ぶり。メディア向け発表会の席上、生駒氏は「来火」について「新しい挑戦を始める日、決意を新たにする日などに飲んでいただけるお酒になれば。われわれは日本酒の“辛口”という大きな市場に新しい火を灯すことで、産業の未来を切り拓いていきたい」との想いを語った。

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ブランドオーナーの生駒龍史氏

 その味わいは“辛口”をテーマにしながらも、旨味・甘味・酸味が同時に感じられる複雑さがあり、余韻の先に圧倒的なキレも実現している。甘やかで透明感が印象的な「百光」とは対をなす酒質と言える。

 麹米には高品質な麹づくりに使いやすい岡山県産山田錦、掛米には目指す辛口に最適な佐渡産の飯米・こしいぶきを使用。精米歩合は味わいの透明感と辛口としての骨格を重視した中で28%に設定した。

 天領盃酒造の加登仙一代表取締役兼製造責任者がビデオメッセージで登場。「ここまで高精白のお酒を仕込んだのは初めて。米は磨けば磨くほど発酵の速度が落ち着いたが、逆に酵母が体力切れで辛口にならない可能性があった。
そのバランスを取るのが非常に難しかったが、最終的には納得できる味わいに仕上がった」とのコメントを寄せた。

 「来火」の可能性について、生駒氏はすでに商談した和食店の反応が抜群に良かったことを紹介。「国内は約1か月で高級和食店など30店舗以上での採用が決まった。『百光』では洋食を中心に非和食の市場を開拓してきたが、『来火』は和食のど真ん中でも勝負できる。ブランドを立ち上げた当初を思うと、2万円以上のお酒がここまで受け入れられることに隔世の感がある」と述べた。

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