試合は終始、ブラジルに主導権を握られる展開となった。伊藤は「あれだけボックスの周りでパスをつながれた。4失点、5失点してもおかしくないぐらい」と厳しい戦いだったことを振り返る。特に後半、ブラジルはシンプルなクロス主体の攻撃へとシフトし、日本をさらに押し込んできた。失点場面についても、相手のセンターバックが高い位置まで攻撃参加してクロスを上げてきたことを挙げ、「ボックスの中に人数がいたとしても、もうひとつ体をつけられるような対応ができれば良かった」と、守備の局面における対応の遅れを反省点のひとつに挙げた。
伊藤が痛感したブラジルとの最大の「差」は、攻撃のクオリティと自陣ボックス周辺での脅威の作り方だった。「自分たちが逆にボックスの周りで脅威になる時間帯を作らないといけないですし、そこがやっぱりブラジルと僕たちの今日の差」と言及。ブラジルの脅威となる形を日本ももっと作っていく必要があったと指摘した。
カタール大会からの3年半を経て挑んだ今大会だったが、またしても決勝トーナメント初戦の壁を越えることはできなかった。「先のことは全然考えていない。まずはしっかりと悔しさを落ち着くまで休ませたい」と語る伊藤。突きつけられた世界トップとの差を埋めるため、日本代表は再び厳しい現実と向き合うことになる。
【動画】佐野の圧巻ゴールも後半ATに力尽きる…

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