1958年のスウェーデン大会と1962年のチリ大会でブラジル代表が成し遂げて以来、史上3カ国目の2連覇を目論むアルゼンチン代表が、初の決勝トーナメント進出を果たしたエジプト代表と相まみえたゲームは、67分の時点でエジプト代表に2点を奪われ、アルゼンチン代表は窮地に立たされる。
だが、79分、右サイドでボールを持ったメッシのクロスボールから、DFクリスティアン・ロメロ(トッテナム・ホットスパー/イングランド)がヘディングシュートを叩き込み、反撃の狼煙を上げると、続く83分には、ゴール前に走り込んだメッシが、左足での弾丸シュートで今大会8点目を奪い、土壇場でタイスコアに戻してみせる。
アルゼンチン代表はこれだけでは止まらず、後半アディショナルタイムには、右サイドに流れたFWラウタロ・マルティネス(インテル/イタリア)のクロスボールから、MFエンソ・フェルナンデス(チェルシー/イングランド)がヘディングシュートをねじ込み、逆転に成功。試合はこのまま3-2でタイムアップを迎え、アルゼンチン代表が準々決勝に駒を進めた。
試合後、メッシは「本当に厳しい戦いだったけれども、勝ち上がれて嬉しく思う」と正直な心境を言葉にする。アルゼンチン代表としては、3日に行われたカーボベルデ代表戦(○3-2)に続く厳しい戦いとなったが、メッシは「またしても大変な苦戦を強いられたが、これがワールドカップだ。どの試合もこうした展開を余儀なくされる」と発すると、結果を受けて素直に安心したことを明かしている。
「このチームのみんながホッとしたよ。この試合展開を見た人ならば、多くを語らずともその理由がわかるはずだ。僕らは決して諦めない。最後まで戦い抜く。そんなことを証明したゲームになったね」
また、メッシは劇的な逆転勝利に感情が昂り、試合後に涙を流したことでも注目を集めた。
【ハイライト動画】メッシが涙を流したアルゼンチンの“超”劇的逆転勝利

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