前回王者を撃破し、歴史を塗り替えることができるだろうか。

 現地時間7日に行われたFIFAワールドカップ2026・ラウンド16でコロンビア代表をPK戦の末に下したスイス代表。
自国開催の1954年大会以来72年ぶりにベスト8へ駒を進め、過去最高成績に並んだ。

 現地時間11日には史上初のベスト4進出をかけ、4年前のカタール大会を制したアルゼンチン代表と激突。今大会はアルジェリア代表、オーストリア代表、ヨルダン代表と同居したグループJを3連勝で首位通過すると、その後はカーボベル代表、エジプト代表との激闘を制し、連覇へ向けて着々と歩みを進めている。39歳となったリオネル・メッシは今大会トップタイの8ゴールを挙げるなど絶好調だ。

 両者の前回対戦は12年前に行われたブラジル大会のラウンド16。延長戦までもつれ込んだ熱戦をアルゼンチンが1-0で制し、その後決勝戦まで駒を進めた。当時の試合にも出場し、現在はチームのキャプテンを務めるグラニト・ジャカは、12年ぶりの再戦に向けた意気込みを次のように示している。

「歴史上、あるいは少なくとも僕たちが生きている時代において最高のチームの一つと対戦することは分かっている。楽しむことが大切だ。スイスのような小国でも強豪を苦しめられることを世界に示す試合にしなければならない。90分で終わろうが、120分で終わろうが、あるいはPK戦になろうが自分たちのサッカーをするだけだ。準備は万端だと確信している」

 通算対戦成績はスイスの2分5敗。
勝利すれば史上初のベスト4進出を果たすだけでなく、対アルゼンチンの歴史も塗り替えることとなる。ムラト・ヤキン監督は「我々は堅実なチームであり、守備は非常に強固だ。直近2試合ではクリーンシートを達成し、そのことを証明した。また、攻守の切り替えの局面において相手を苦しめられることも分かっている。我々の強みを発揮しつつ、相手の弱点を突いて苦しめたい。アルゼンチン、そしてメッシを打ち負かす方法はただ一つ。チームとして団結して戦うことだ」と語った。
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