チェルシーは12日、ラージョ・バジェカーノから左サイドバック(SB)ペップ・チャバリアを完全移籍で獲得したことを発表。契約は2031年夏までの5年間となる。


 スペイン紙『マルカ』によると、移籍金は2500万ユーロ(約45億円)にボーナス付帯でクラブ間合意に達したとのこと。『バジェカス』に居を構えるクラブにとっては、史上最高額での売却となるようだ。

 マドリードの下町で“夢のような1年”を過ごした後、マルク・ククレジャの後継者としてチェルシーに請われた。1998年4月16日生まれのチャバリアは現在28歳。スペイン4部でプロキャリアを始めた苦労人は、オロト(3部)やレアル・サラゴサと着実にステップアップを重ね、2022年夏にラージョ・バジェカーノに加入すると、クラブ公式戦通算125試合に出場。“シンメ”のアンドレイ・ラティウとともに牽引した代名詞のサイド攻撃は、ラ・リーガや欧州の舞台で猛威を振るい、昨シーズンはヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)でクラブ史上初の欧州大会決勝進出という快挙に貢献した。

「夢のような1年を過ごした中堅クラブによく起きることだが、主力選手を失う可能性が大幅に高まっている」と目されたように、スモールクラブにおける禍福相倚の夏の“筆頭”として、さらなるステップアップの可能性が取り沙汰されたチャバリア。かくしてチェルシーに加入する左SBは、クラブ公式サイトにて「ここでのスタートをとても楽しみにしている」と始め、「チェルシーは世界有数のビッグクラブで、加入は僕にとって夢のようなこと。大きなチャンスに対する準備は出来ているし、チームの成功に貢献できるよう懸命に努力するつもり」と意気込んだ。

 またチャバリアは、「ここまで来るのに多くの人々に支えられてきた。特に家族には感謝しなければならない。常に僕を支えてくれた存在で、今日という日があるのも彼らのおかげなんだ」と家族への感謝で締めくくっている。

編集部おすすめ