ラシン・サンタンデールのチュマ・アラゴンSD(スポーツディレクター)が、MFセルヒオ・マルティネスにレアル・マドリードが接触していることを認めた。25日、スペイン紙『アス』が伝えている。


 ホルヘ・サリナスとグスタボ・プエルタ、さらに今度はセルヒオ・マルティネス。カンタブリアの古豪が抱える“逸材たち”に対しては、ビッグクラブが関心を強めている。なかでもレアル・マドリードが狙う19歳は、セグンダ(スペイン2部)だった昨シーズンにトップチームデビューを果たしたばかりで、契約解除金も300万ユーロ(約5億6000万円)とエル・ブランコにとっては“格安”だ。ただしレアル・マドリードは、友好の証としてクラブ間での合意を目指していることが取り沙汰されている。

 そんななかでチュマ・アラゴンSDは、「セルヒオ・マルティネスの未来は未定」と退団の可能性が残っていることを認めると同時に、「レアル・マドリードという選択肢と、ラシンという選択肢の両方がある」と明言。「もし彼にここでのスタメンを確約できれば、移籍など考えもしないだろう。レアル・マドリードにもそう伝えたが、彼らは獲得を強く望んでいて、本人も状況を慎重に見極めているところ」と選手の決断を待っている状況だと述べた。

 このカンテラーノは、自身初のラ・リーガで開幕2試合連続スタメン出場中で、ビジャレアル戦でのスーペルゴラッソはスペイン国内に一躍その名を轟かせた。今シーズンのブレイクが期待されるS・マルティネスについて、同SDは「彼はとても良いトレーニングを積んでおり、先週はさらに調子が良かった。まだ19歳で周囲の影響も受けやすいが、彼がトップチームに来て以来、常にそのことを理解しているつもりだ」と荒削りではあるが、ポテンシャルを秘めていると口にした。

 また改めて、S・マルティネスにとどまらず、サリナスとプエルタに関しても、「我々は(勝つために)選手の売却じゃなく、獲得に乗り出しているんだ。経営陣の姿勢には安心感をもらえる。
チームがさらに強くなるよう努めるよ」と主力選手を簡単に現金化するつもりはないと強調している。
編集部おすすめ