◆第30回マーキュリーC・Jpn3(7月20日、盛岡競馬場・ダート 2000メートル、良)

 今年で30回目を迎えたダートグレード競走が14頭(JRA5、岩手6、南関東3)で争われ、5番人気のサンデーファンデー(牡6歳、栗東・東田明士厩舎、父スズカコーズウェイ)が外枠からハナを奪って逃げ切り、重賞3勝目をマークした。角田大和騎手&東田調教師ともに当レースは初勝利となった。

勝ち時計は2分2秒3。

 気難しい面があり、25年1月のプロキオンSでの重賞初勝利後は低迷していた同馬。だが5走前に角田騎手と初コンビを組んだ名古屋城Sで、トップハンデ58・5キロを背負いながら3着。復調気配を見せると、このコンビでの重賞成績は〈2〉《1》〈5〉着。抜群の相性を盛岡でも発揮し、3つめのタイトルを手にした。

 2着には1番人気のムルソー(坂井瑠星騎手)。3着には3番人気のギュルヴィ(武豊騎手)が入った。

 角田大和騎手(サンデーファンデー=1着)「初重賞を取らせてくれたこの馬で、また改めて重賞を勝つことができてうれしいです。暑い中、3連休の最終日にもかかわらず、これだけのファンの方が来てくれて応援ありがとうございました。

 前走はムルソーが前に行って勝たれてしまったので、スタートをうまく切れればムルソーの前に行きたいと思っていました。考えていた通りのスタートを切ってくれたので、馬の感じで行きました。

 昨年のこのくらいの時期からこの馬と、コンビを組ませてもらうようになって、レースの組み立て方とかは、僕が一番分かっていると思って乗りました。

調教は正直、最終追い切りとか1週前追い切りは毎度のことですが、『これ大丈夫か?』という感じの追い切りですが、蓋を開けてみれば強かったな。この馬の持ち味というか、調教は自分で管理して。賢い馬だなと思いました。

 サンデーファンデーは脚が一瞬の脚しか使えないので、難しかったですが、その一瞬の脚で突き放してくれたので、あとはがむしゃらに追ってました。

 夏競馬はまだ続きますし、僕は中央(JRA)で乗りますので、中京にも足を運んでくれたらと思います」

編集部おすすめ