◆プロボクシング ▽WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)王座決定戦12回戦 〇同級1位・増田陸―同級2位・比嘉大吾●(7月20日、東京・両国国技館)

 WBA世界バンタム級王座決定戦で、世界初挑戦の同級1位・増田陸(28)=帝拳=が同級2位の比嘉大吾(30)=志成=を2―1の判定で下し、新王者に輝いた。試合後の会見で、WBA同級休養王者・堤聖也(30)=角海老宝石=との団体内王座統一戦を切望した。

 会見の一問一答は以下の通り

―ベルトを取って

「とても重たいベルトで、率直に嬉しいです」

―比嘉選手が圧力をかけてきた

「最後まで前に出てきて、やりにくい感じがあった。すごい対策されていて、ガード固めていて、なかなか自分から当てにいくというのが難しい感じだった」

―かなりガードを固めて頭の位置も低くこられた。

「まずジャブですね。右を上手く使って、自分の距離に入れさせないこと。左アッパーと左ストレートのフェイントを使った。距離をキープする、入られたらバックステップする。自分の距離をつくることを意識した」

―比嘉選手の対策に焦らなかった?

「ラウンドを通して、冷静に戦えたのが大きかった」

―チャンピオンになってから戦いたい相手について語りたいと言っていた。

「堤チャンピオンとこのベルトをかけて戦いたいと思います」

―判定聞く前の気持ち

「実際に割れましたけど、自分の中でも見栄えの悪いところあったので、少し不安な気持ちが正直ありました」

―確実にポイントを

「くっついた時に押し返してでも前に前に出て、と気持ちの部分でも勝たないと、と思って攻めました」

―「神の左」は不発に終わった?

「プラン通りに戦えたところはあると思いますが、一つ一つの技術にもっと磨きをかけないと。距離感だったり、ボクシングの組み立ても、悪い癖がまだ途中出てしまっているところがある。そういうところを丁寧にまた作り直さないといけない」

―点数つけるとしたら

「内容としては、60点くらいです」

―堤選手へのリベンジという思いは?

「正直、リベンジという気持ちはなくて、リマッチ。きょう僕がチャンピオンになって、堤選手もチャンピオンなので、そこで戦うとどういう結果になるか。個人的にも興味があります。

リマッチしたいですね」

―支えてくださった方への思い

「試合中に精神的に苦しい場面もあったが、みなさんの応援が背中を押してくれて前に出られた。応援ありがとうございました」

―帝拳ジムに入るきっかけとなった岩田翔吉チャンピオンと同じ興行で世界王者になれた

「2人で約束したので、それが果たせてよかったですね。がっちり握手しました。おめでとうという言葉を言ってもらいました」

―勝ちが決まっても、あまり大喜びしなかった

「やっぱり倒してKOで勝ちたかった。それに向けてボクシングの試合内容を振り返っても反省点がたくさんみつかったので、そういうこと考えていました。結果としてKOできなかったというのは大きいですね」

―どういうチャンピオンになりたい

「これでスタート地点に立てたと思う。ここからこのベルトの価値を上げたい。ボクサーとして、チャンピオンとして、本物の、一流のボクサーになりたいと思います」

―比嘉選手について

「対策されていたというのが一つと、攻めてくる、まとめてくるタイミングや勘がするどいなと思いました」

―採点について

「見栄えが悪かったシーン、ラウンドがあったので。素直に採点は聞き入れていました」

―比嘉選手との再戦は

「機会があればやりたいですけど。次に向けて、頑張っていきたいというのが今の正直な気持ちです」

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