巨人の石塚裕惺内野手(20)が3日、プロ初安打の思い出を“封印”して、がむしゃらに打席を重ねることを誓った。4日から敵地で広島3連戦が始まる。

石塚にとって、ルーキーイヤーの昨季9月23日、通算4打席目で中前にプロ初安打をマークして以来のマツダとなるが「もう忘れました。どこでやろうと一緒です。しっかり準備していけたらなと思います」と切り替えて試合に挑む。

 勢いに乗る若武者が、8月チーム初勝利に貢献する。7月22日に今季2度目の1軍昇格を果たすと、前半戦最後の3連戦となった阪神戦(甲子園)では2度のマルチを含む9打数5安打。後半戦に入っても、1日のDeNA戦(東京D)で東京D初安打&初打点と存在感を発揮している。

 反省を生かしている。4月21日に今季初昇格を果たすも、下半身のコンディション不良により、4月26日に登録抹消。その間は11打数1安打、打率9分1厘に終わっていた。「よりボールに合わせてスイングをしようと思って空回りしていたのが、今年最初に1軍上がった時の数試合。それだけではかわされてしまうので。しっかり打つべき球を選びながら振ることが、この前の阪神戦ではできたので、続けていきたい」。

再昇格後は打率3割4厘、出塁率3割8分5厘。1軍投手のレベルに順応してきた。

 それでも自信については「ないです、全然。必死なので」と1試合、1打席、1球にかける思いは強い。「勝ちに貢献できるように頑張ります」。成長が目覚ましい20歳が波に乗っていく。(臼井 恭香)

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