米バスケットボール男子NBAクリッパーズの八村塁が6日、愛知・IGアリーナで次世代アスリート育成プロジェクト「BLACK SAMURAI SUMMIT 2026」を開催した。イベントに先立ち会場で記者会見に応じた。

11日から始まる男子日本代表合宿参加決定後、初の取材に応じ、「ロサンゼルスオリンピックに行くチャンスがある。まず五輪(代表)に入るのが大事だが、そこで1勝したい」と28年ロス五輪への思いを語った。

 昨年に続き2年連続でジュニアキャンプを主催した。今回、高校生たちに教えたいのは、プレーでの意図だと話した。「何のためにドリブルをしているのか。何のためにシュートを打つのか。何のためにパスをしているのか。何のためにリバウンドに行くのか。その意図がないとプレーがうまくできない」と招待選手17人を前にバスケでの重要性を熱弁した。

 現役NBA選手が日本で育成事業を行うことは非常に珍しい機会だ。八村自身も高校生の時は、周囲にロールモデルとなる存在がおらず、インターネットを活用して情報収集を行っていた。米国で行われたキャンプは「一番影響が大きかった」と話し、日本に帰国後も「どうやったらNBAにいけるかをイメージしてやっていた」と大きな経験になった。

 今回のキャンプでは「僕が高校生の時に何が必要だったかを思いながらセッションをやっている」とし、自身の経験を未来のスター候補たちへ語り継いでいく。「自分みたいなNBA選手が身近にいることは、彼らにとって大きな成長になるんじゃないかな」と還元していきたい思いは強い。

 11日から始まる合宿で代表に復帰する八村。「日本代表が子供たちの憧れになる団体になりたい」と日の丸を背負う覚悟を口にした。そのためには結果も重要視し、「どんどん勝っていかないといけないし、雰囲気、オーラも大事。全部含めて日本代表である風格を、しっかりJBAの中で作っていけたら」と今後の代表活動へ熱い思いを口にした。

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