プロボクシング元世界3階級制覇王者の中谷潤人(28)=M・T=が9日、横浜市のクイーンズスクエア横浜でFMヨコハマ「LANDMARK SPORTS HEROES」(毎週日曜・午後3時30分~、中谷の出演回は8月30日放送)の公開収録に参加。収録後に取材に応じた中谷は、今月中にもマスボクシング(軽めのスパーリング)を始めたい考えを明かした。

 公開収録前には、7月22日にプロゴルファーの田村亜矢(29)との結婚を発表した中谷に対して花束が贈られ、集まった約300人のファンが「おめでとう」と祝福。番組内では、5月2日の世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33)=大橋=との東京ドーム決戦を振り返るとともに、パウンド・フォー・パウンド(PFP)1位を目指す決意を表明した。

 井上との激闘で左眼窩(がんか)底を骨折して手術を受け、約3か月の休養期間を経て今月1日から所属ジムでの練習を再開。2日には「筋肉痛です」と話していたが、再始動から約1週間経ち「筋肉痛も一度治って、これからまたフィジカルトレーニングなどを入れていかないと、というところです」。食事量は変わっていないが、筋肉量が増え、体重も練習再開時から2キロ増の63キロまで戻ったという。「改めてマッスルメモリーというか、筋肉は覚えているんだなと実感しました」。再びリングへ向かう肉体は、少しずつ輪郭を取り戻している。

 再起戦は来年になる見通し。「今は基本動作をやっていく中で、感覚をより高めていくことに取り組んでいる。マスなども、今月中にはできたらいいなと思っている」。今月29日に試合を控える所属ジムの選手たちとも「マスのような形で協力できれば」と話した。

 自身初めてのラジオの公開収録を終え「Tシャツを着てきてくれたり『ハッピーウェディング』というボードを作ってきてくれた方もいて、僕の幸せを喜んでくれているなと感じました」と目尻を下げた。

「期待はすごく感じましたし、そこに応えていく、あるいは期待を上回っていくのが僕の仕事だと思っている。すごく活力になります」。応援してくれる人たちの思いも背負って、再起のリングを目指す。

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