日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長と日本代表の名波浩コーチが12日、都内で行われた第106回天皇杯の夏休み子ども体験型イベント「SAMURAI BLUEも最初はココにいた!?~世界へつながる『天皇杯』のヒミツに迫る~」にゲストとして参加した。両氏は子どもたちからの質問に応じるなど、天皇杯とサッカーの普及活動につとめた。

 イベント後の取材対応では、来年1月のアジア杯までの続投が決定している森保一監督の下でのコーチ人事について質問が及んだ。宮本会長は「森保さんの意向も含めて、整えているところです」と語り、名波コーチら現体制の継続路線で進んでいることを示唆した。

 また、FIFA(国際サッカー連盟)のインファンティノ会長がW杯の商業権の一部売却案を打ち出し、のちに撤回した一件についても言及。これに対し、欧州サッカー連盟(UEFA)、アジアサッカー連盟(AFC)、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)が姿勢を批判する共同声明を出している。

 宮本会長はこの問題について、「(JFA)内部でも、それをどう取り扱うか、色々と話してきた中で、それぞれのコメントが出てきている状況。我々としては、AFC参加にあるところは、ひとつ判断の目安になるのかな、とは思っています。ただ、まだ公式にステートメントとして出す段階ではないです」と慎重な姿勢を示した。

 

 さらに、韓国サッカー協会が日本人を含む外国人審判員に対して性接待を行ったとされる疑惑についても問われ、「事実確認をしている状況」と語るにとどめた。韓国メディアによると、2011~12年に同国であったW杯予選など計7試合を担当した外国人審判員が疑惑の対象。12年に行われたW杯アジア3次予選の韓国―クウェートを担当した日本人審判団4人のうち2人が性接待を受けたとしている。

 名波コーチは、ベスト32でブラジルに敗退した北中米W杯の反省点について言及。具体的な内容については明かさなかったが「7月2日に帰国してから、いろんな部署でフィードバックをさせてもらって、大きな課題は何個かあるなと。

ケガ人うんぬんは関係なく、それは誰もが感じているところなので。かみ砕いて、フィードバックはできているつもりです。ただ、それが次のチームや大会に反映できるかどうかは、ちょっと違った話になってくると思うんですけど。7月いっぱい、ほぼほぼ休まずにそういうもの(フィードバック)をやってきたので、いい方向にいってくれればと思います」と話した。

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