◆第108回全国高校野球選手権大会第10日 ▽2回戦 横浜10―1日南学園(14日・甲子園

 2年連続22度目出場の横浜(神奈川)が、8年ぶり10度目の出場となった日南学園(宮崎)との2回戦に勝利した。最速157キロを誇る今秋ドラフト1位候補右腕・織田翔希(3年)は6回、春夏の甲子園での球場表示で最速を更新する156キロをマーク。

横浜ナインからも織田に驚きのコメントが次々と上がった。

 織田が無死満塁のピンチを無失点で脱した直後の7回、勝ち越し打を放った千島大翼(3年)は「もう完全に雰囲気は日南学園さんに行ったと思うんですけど、織田1人で怪物なので、1人で絶対雰囲気変えてくれると思ってずっと見てました。怪物ぶりが見られました」と絶賛した。

 マウンドを託し「頼むから抑えてほしい」と願っていた先発の小林鉄三郎(2年)は「自分も圧倒されるような、すごいボールだった」と感謝しきり。156キロを捕球した脇山魁音(2年)は「実力ありきの、気が入ったボールだった。ものすごい球だった。正直、いつも同じくらいの球を放ってるんですけど、一味違った」と驚きを隠せなかった。強気の直球攻めは「狙われてると思うけど、逃げてしまうと負け」と真っ向勝負の結果。「エースという人間が一気に流れを変えてくれた。織田さんの1球で変えてくれたので、それが勝ちにつながったのかなと思います」と振り返った。

 5打数2安打2打点と活躍した池田聖摩(3年)は「頼りになるどころか、もうそれ以上のものがあるなと思いました。いや、もうほんとに味方で良かった」としみじみ。

5打数3安打2打点を挙げた小野舜友主将(3年)は「球場の雰囲気を変えられる存在だと思ってますし、間違いなく変えてくれて、流れを持ってきてくれた。そこはさすがだな」と絶賛のコメントが相次いだ。

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