◆第108回全国高校野球選手権大会第8日 ▽2回戦 佐野日大3―1神村学園(12日・甲子園

 鹿児島大会4連覇で春夏連続出場の神村学園(鹿児島)は佐野日大(栃木)に接戦で敗れ、2回戦で敗退した。神村学園が敗退後に見せた“異例”の振る舞い注目が集まっている。

 神村学園は3回に2点の先制を許したが、4回に1点を返して1―2。しかし9回にも重い1点を追加されると、打線は相手投手を最後まで打ち崩すことができず、最終回はバント失敗も響いて得点圏に走者を置きながら追いつくことができなかった。

 2回戦敗退にナインは試合後、涙が止まらなかった。甲子園では勝利チームが先に退場し、敗退チームはベンチ前で一列に整列して待機するのが通例だ。しかし、神村学園ナインはグラウンド出口に集結し、総出で佐野日大を“お見送り”。時折涙を拭いつつも笑顔で佐野日大ナインにしっかりと向き合い、お辞儀をしながら退場を見守った。佐野日大ナインの退場が終わると、必死にこらえていた涙が再びあふれ出した。

 異例の振る舞いに、ネット上でも「まさにグッドルーザー、最後まで立派でした」「見てて泣けてきた」「野球に打ち込んできたのがこのシーンに凝縮されてる」「強豪校のプライドを感じる」「見送った後に泣く、グッドルーザーすぎます」「あのような陣形で対戦校にあいさつする学校初めて見ました!!本当に素晴らしい」「最後の最後までしっかりと礼をつくす神村学園、本当にいいチーム」「負けて悔しいのに全員で見送る姿に感動」「負けた時や悔しい時に人間性が出ますからね」「みんないい顔してる」と称賛の声が多く集まっていた。

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