◆JERAセ・リーグ 中日11―2巨人(15日・バンテリンドーム)

 フォロースルーを決めた中日・サノーは、バットを高々と掲げたまま歩いた。3回無死一、二塁で左翼中段へ。

「本拠地で打てて本当にうれしい」と、打った瞬間に確信する15号3ランで完全に試合の流れを決めた。初回2死一塁では、左中間へ先制2ラン。来日2度目の2打席連発で、初の1試合5打点と暴れた。

 本塁打は7月22日のヤクルト戦(神宮)以来57打席ぶり。本拠地では、同10日の広島戦以来だ。8月は14日まで打率1割台に沈んでいた4番が目覚めた。「練習前も後も試合後も、いろいろもがいているよ」。必死に復調を目指してきた助っ人に待望の快音。試合前には井上監督から「考えすぎている。シンプルに、本能のまま打てよ」と激励され、吹っ切れた。

 主砲が復活したチームは今季最多タイの11得点。連敗を3で止めた。

7月8日からの3戦4発など、アーチが続く傾向の大砲は今回も「調子が上がれば、ホームランはたくさん出る」と宣言した。(安藤 理)

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