俳優の佐野史郎が26日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)に出演。“実家じまい”したことを明かした。

 江戸時代から160年以上続く医師の家系出身で「元治元年の開業だと聞いています」という佐野。番組では1909年の「佐野家初代の家族写真」が紹介された。

 しかし、2年前に母を亡くしたことがきっかけで、安政5(1858)年に建てられた島根県松江市の実家を“実家じまい”したという。母屋 だけでも10部屋以上ある大豪邸。「解体にしてゴミにするのも忍びないので、実家じまいして20トン(を処分した)」といい、これには司会の黒柳徹子も驚いていた。

 処分した物は「明治時代の物が残っているかというと、戦争を挟んでいるのでいい物は残っていない。高度経済成長以降の物で、どんどん新しいものを買うけれど、物が捨てられないのでどんどんたまっていく。ほとんどゴミです」とのこと。しかし、唯一残している物があり、「明治時代からの写真、アルバムが残っていたので、それは大切だなと思って残しています。誰か分からない祖先も写っているんですが、同じような顔をした親族が」と血のつながりを感じ、大切に保管していると明かした。

 歴史ある建物の“実家じまい”をし、黒柳が「罪悪感はないんですか?」と尋ねると、佐野は少し考え「罪悪感というか、両親が、特に父がうちを守るために、うちを継げ、守れという風にすり込まれて、その呪縛から逃れることが出来ずに次世代に託そうとしたというバトンを僕が受け取って、次につなぐって事は医者としては一区切り付けると決断したので、両親や祖先に申し訳ないという気持ちはあります」と正直な気持ちを口にしていた。

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