TBSは放送中の日曜劇場「VIVANT」(日曜・後9時)にチョウ・ケイシ役で出演する俳優・高橋光臣のインタビューを公開した。演じるのは5年前に野崎(阿部寛)の下で働いていたエージェントの一人。
―第1シーズンはどのように見ていた?
第1シーズンには参加できなかったので、悔しい思いを抱きながら見ていました。続編はどうなるんだろうと気になっていたところ、海外ロケで大きく展開すると聞いて、ひそかに期待していました。
―出演のオファーが届いた時はどうだったか?
福澤(克雄)監督の演出で、海外の撮影現場に入ってみたいという気持ちがずっとあったので、「ぜひやりたい」と思いました。
―海外ロケはどうだったか?
短い滞在でしたが、現地の方々にも参加してもらいながら、ライブ感のある撮り方をするんです。あの空気は実際に現地へ行かないと撮れない画だと感じました。「VIVANT」が人気なのは、そういう細部へのこだわりもあるんでしょうね。
―チョウとしての登場に驚きの声も上がりました。高橋さんのもとにはどのような反響が届きましたか?
今回、出演することは言えなかったので、反応を楽しみにしていました。ファンの方からは放送前から「出るんじゃないの?」「予告のあの声、光臣さんじゃない?」と言われていて。僕としては「(小声で)そうなんだよ」って言いたい気持ちでしたけど(笑)。
―周囲の方からの反響で、特に印象に残ったものは?
一番びっくりしたのは、他の仕事でご一緒した方にも「VIVANT」ファンがたくさんいたことです。
―野崎を演じる阿部さんとは日曜劇場「DCU」(22年、阿部が主演)以来の共演。久しぶりの芝居はどうだったか?
阿部さんとは、撮影現場でずっと武術の話をしていました。阿部さんも習っていた経験があるので、笑い話をするというより、「うん…大変だよな」ってお互いに分かり合う感じで(笑)。今回また阿部さんとご一緒できたのはうれしかったですし、撮影現場では大きな安心感もありました。
―チョウを演じるにあたって、意識したことは?
「二重スパイ(ダブルエージェント)」というワードがすごく好きなんです。二重スパイを描いた香港映画『インファナル・アフェア』(02年)も大好きなので、ワクワクしました。
―初めての中国語のセリフは?
役として中国語を話すのは初めてで、流ちょうに話せるようにかなり頑張りました。ロケ先で(監修の)先生と食事をしていた時、近くの席で中国人のカップルがケンカをしていたんです。日本人だから中国語は分からないだろうと思ったんでしょうね。
―堺雅人さんの一人三役については?
びっくりしましたよ!「リュウ・ミンシュエンは誰が演じるんですか?」「堺さんです」「堺さん!?」って(笑)。乃木とFに続いて三役ですから、「ちょっと待って、分かんないぞ」って。撮影現場で聞いても教えてもらえず、本当に謎を持たされたまま撮影が進んでいくんです。
―撮影現場も含めて「VIVANT」の面白さはどこなのか?
普通なら他のキャストが演じる役の今後を考察すると思いますが、「VIVANT」では自分の役まで考察してしまう。演じている本人にも分からない部分があるのはすごく特殊ですね。見ている方はもちろん、演じている僕たちも展開に驚かされる作品なんです。制作陣が、出演者まで驚かせようとしているんじゃないかと思うくらい。

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