歌舞伎俳優の中村種之助が2日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた「秀山祭九月大歌舞伎」(2~26日)の昼の部「三社祭」に兄の中村歌昇と出演した。

 5月の東京の風物詩でもある浅草神社の三社祭を題材にした舞踊で江戸の情緒や歌舞伎らしさがあふれている。

浅草近くの宮戸川に浮かぶ船上で、愉快な踊りをみせる2人の漁師。すると突然の雷鳴。雷に打たれ気絶した2人に悪玉、善玉がとりつきく。江戸の情緒が詰まった前半部分に、悪玉・善玉による滑稽で風変わりな舞が繰り広げられる後半部分。陽気で愉快な舞踊で客席をわかせた。

 江戸の流行唄に乗せて繰り出される、播磨屋兄弟息ぴったりの軽やかで楽しげな踊り。場内は爽やかな空気に包まれた。種之助は8月に一般女性との結婚を発表したばかり。秋に挙式、披露宴を予定している。

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