俳優の斎藤工が5日、都内でドキュメンタリー映画「GUN FISH あなたの知らないフグの世界」(宇野航監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

 猛毒を持つフグを安全に食べるため免許試験に挑む若き料理人を軸に、研究者や漁師などを通して日本のフグ文化と「毒」と向き合うドキュメンタリー。

ナレーションを務める斎藤はフグをイメージしたグレーのセットアップで登場。「毒を持った人間ではあります」とおちゃめに語った。

 今作については「最初、フグを知る映画だと思ったんですけど、毒があると分かっていながら文化にしていく日本人、自分のDNAを疑うというか、そこに何かを見いだすような作品になっている。今後も見ることのない特殊な映画体験」とアピール。ナレーションについては「僕、年々全てがスローになってきて…。最終的に止まって死ぬんだと思う。だから、自分でナレーションをコントロールするとかではなく、監督のガイドナレーションについていくのに必死だった」と振り返った。

 作品の内容にちなみ、夢中になっているものを聞かれると「僕は相変わらず、便は体の通知表だと思っているんですけど…」と切り出し、先週に地震の被害があった熊本の八代市を訪問したことを報告。「できることをしようと、トイレチェックシートを許諾してくれた施設に貼った。お子さんにもわかりやすいような表を作って、便の研究というか…。特に避難所は食事が選べなかったりするんですけど、仕組みを知ってもらうきっかけになったら」と便の重要性を訴えた。

 便に対する持論も展開し、「全人類、快便だともっと平和な優しい世界になると信じています。

快便の後って、優しい気持ちになれません?(おしりを)拭いても便が付かないみたいな。だから、みんな快便になったらいいなと本気で願ってます。ここ数年は、便にまつわることを研究している次第です」と熱弁していた。

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