フィギュアスケート チャレンジャーシリーズ木下グループ杯 最終日(6日、東京・田中貴金属アイスアリーナ)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位から出たミラノ・コルティナ五輪銅メダルの中井亜美(TOKIOインカラミ)は、127・45点、合計207・72点で4位だった。逆転を許して表彰台を逃し「悔しい結果になったけど、この大舞台で最終滑走を経験できたのはよかった」と振り返った。

 SPで自己ベストを更新し、最終滑走で迎えたフリー。冒頭の大技、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)でまさかの転倒となると、後半のジャンプでもミスが出た。「緊張して、いつも通りの自分ではなかった」と中井。自身の演技の前には、優勝した島田麻央(木下グループ)が4回転トウループを決め、2位のイグナトワ(AIN2)が4回転ルッツを決めるなど会場が沸いた。「ロシアの選手がいる中で練習から緊張感、独特の雰囲気があった。初めての経験だったし、生かしていきたい」とした。

 ウクライナ侵攻により国際大会から除外されていた強豪ロシア勢が、AIN2(個人の中立選手)として復帰。今季シニアデビューした島田に加え、強力なライバルと戦っていく。ロシア勢のジャンプの高さ、高難度ジャンプの成功率の高さを目の当たりにし、刺激を受けた中井。「自分もそれを身につけられれば、もっともっと点数が伸びると思う」と、伸び代たっぷりに今後を見据えた。

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