フィギュアスケート チャレンジャーシリーズ木下グループ杯 最終日(6日、東京・田中貴金属アイスアリーナ)

 女子フリーが行われ、22年北京五輪銀メダルでショートプログラム(SP)4位から出たアレクサンドラ・イグナトワ(旧姓トルソワ、AIN2)が146・14点、合計221・06点で逆転の銀メダル。「全て上手くいって嬉しい。

幸せ。これからもっとよくしていきたい」と語った。

 冒頭に4回転ルッツを成功。続く3回転ループ、3回転サルコーと次々に降り、後半の3連続ジャンプなどパーフェクトな演技を見せた。超大技の成功に「これで今大会での最低限の目標は達成できた、と思った」とイグナトワ。昨年8月に長男を出産。半年後には練習を始めていたという4回転ルッツ。ロシア勢で個人の中立選手(AIN2)として出場したイグナトワは「妊娠した時から『一度、挑戦してみよう』と思っていた」と明かした。

 表彰式後には、1歳の長男を連れてミックスゾーンに現れたイグナトワ。フィギュアと子育ての両立は「大変です」としつつ「全てのことに、できるだけ同じくらいの時間を使うようにしています」と語った。今季初の国際大会、ハイレベルな争いについて、地元メディアからモチベーションになるかと問われると「いえ」と応答。「もし何かが私のモチベーションになるとしたら、皆さんが子どもを生んで、またジャンプを跳び始めた時ですかね(笑)。

他の人の成功モチベーションを上げることは、もう難しいんです。私をモチベートしてくれるのは『頑張ってきたことが無駄じゃなかった』と思えることです」と、母としての競技観を語った。

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