GK痛恨のミスで敗戦 それでも韓国メディアは自国の戦いぶりを...の画像はこちら >>

GKの痛恨のミスで失点を許してしまった韓国 Photo/Getty Images

メキシコに0−1惜敗

韓国代表は現地時間18日、ワールドカップグループA第2戦でメキシコ代表と対戦。試合は0−1で敗れ、勝利したメキシコは2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。



勝利した方が決勝トーナメント進出を確実にできるこの試合。序盤こそ開催国のメキシコがゲームをコントロールするも、徐々に韓国ペースとなりにらみ合う展開となった。試合が動いたのは50分、韓国は思わぬ場面から先制点を奪われた。FC東京所属のGKキム・スンギュがハイボールを処理した後に、味方のイ・ギヒョクと接触してキャッチングできず。こぼれたボールに反応したルイス・ロモが押し込んでメキシコが先制。結果これが決勝点となり、0−1で勝ち点3を逃すこととなった。

試合後、韓国メディアでは、ミスを犯した キム・スンギュ を酷評する報道や、今後の展望に不安を示す論調が多く見られた。一方で、冷静な分析を展開するメディアもあった。『Financial News』は「敗北は敗北だ。だが『お笑い守備』だの『無戦術』だのという批判は冷静に見直す必要がある」と見出しで今回の試合を振り返り「この痛恨の敗戦を言い訳で取り繕うつもりはない。しかし、これだけははっきりさせておきたい。スコアボードに刻まれた『0−1』という数字だけで、選手たちが90分間にわたって見せた歴史的とも言えるパフォーマンスや流した汗までも否定されてはならない」と伝えた。


同メディアは今回のメキシコ戦は韓国の歴代ワールドカップアウェーゲームの中でも最も互角に戦えた試合であり、むしろ韓国が相手を押し込んでいた素晴らしい試合だったと評価。今回出場した選手一人一人を採点し、中でも致命的なミスを犯したキム・スンギュについても擁護。「一方的に非難されるべきではない。韓国は過去のワールドカップでGKの不安定さに何度も悩まされてきた。しかし彼は今大会ですでに4本以上のビッグセーブを見せ、ゴールをしっかり守っている。ミスで1失点を喫したとはいえ、それ以上の働きを十分に果たしている韓国の絶対的守護神である」と称えた。

今回のこの試合を見て同メディアは「まさに完璧な『ワンチーム』の結束力が感じられる場面だった」と称賛。その上で「メキシコ戦の敗戦は大会前からある程度想定していたシナリオの一つだった。ただ、予想以上に内容が良かっただけに、この敗戦がなおさら悔やまれる。だが失望する必要はまったくない。最終戦の相手である南アフリカはグループA最弱と見られており、主力選手たちも累積警告で欠場する。今のホン・ミョンボ率いる韓国代表が見せている強固な組織力と進化したパフォーマンスがあれば、南アフリカを下してベスト16へ進む道は十分に開かれている。
うつむく必要はない。選手たちが見せた90分間は称賛に値するものであり、彼らのワールドカップはまだ終わっていない」と前向きな見解を示した。

グループA最終節は日本時間25日午前10時に行われ、韓国は南アフリカ代表と、メキシコはチェコ代表と対戦。両試合は同時キックオフで行われる。

編集部おすすめ