全てはメッシのために スカローニが完成させたアルゼンチン代表...の画像はこちら >>

今大会も大活躍のメッシ photo/Getty Images

メッシ親衛隊の実力も進化している

2026W杯グループステージ第2節のオーストリア代表戦で2ゴールを挙げ、W杯歴代最多得点記録を更新したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ

メッシはW杯通算得点数を18に伸ばしたが、そのうち12ゴールが35歳を過ぎてからというのが何とも特徴的だ。

2010W杯や決勝まで進んだ2014W杯でもメッシのパフォーマンスは印象的ではあったが、バルセロナほどの活躍は見せられないといった状態が続いていた。

しかし、そこからアルゼンチンは変わった。代表監督リオネル・スカローニはメッシ中心のスタイルを完成させ、チームメイトはメッシのために走る。現代サッカーのトレンドとは異なる戦い方かもしれないが、アルゼンチンに迷いはない。

『ESPN』はどこか古臭いスタイルが完成したと表現しているが、「メッシのために」を合言葉に一致団結するアルゼンチンは今大会もかなり危険なチームに仕上がっている。

「スカローニはメッシを熱烈なファンで囲み、彼を崇拝する世代の選手たちを集めた。そして今ではチーム全員で勝利を掴むためのプレイスタイルを確立している。アルゼンチンの中盤でのパス回しにはどこか懐かしさを感じる。短いパス、ロングボールでじっくりとボールをキープし、そこからリズムが急速に変化する。選手の多くは欧州のクラブでプレイしているが、代表で集まるとアルゼンチンスタイルを見せるのだ」

「中盤は4年前よりも進化した印象があり、エンソ・フェルナンデスとアレクシス・マクアリスターは今や確固たるスター選手になったが、それでも彼らは最大のスターが誰かを理解している。MF陣の目標は、いかにゴールに近いエリアでメッシにチャンスボールを供給するかどうかにある。これが上手くいっているからこそ、メッシは驚異的なペースで得点を重ねているのだ」

メッシは相変わらず運動量こそ少ないかもしれないが、ここぞの場面では決定的な違いを生んでいる。
チームメイトのメッシへの信頼は絶大で、W杯連覇も不可能な目標ではないだろう。

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