今大会も大活躍のメッシ photo/Getty Images
メッシ親衛隊の実力も進化している
2026W杯グループステージ第2節のオーストリア代表戦で2ゴールを挙げ、W杯歴代最多得点記録を更新したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。
メッシはW杯通算得点数を18に伸ばしたが、そのうち12ゴールが35歳を過ぎてからというのが何とも特徴的だ。
しかし、そこからアルゼンチンは変わった。代表監督リオネル・スカローニはメッシ中心のスタイルを完成させ、チームメイトはメッシのために走る。現代サッカーのトレンドとは異なる戦い方かもしれないが、アルゼンチンに迷いはない。
『ESPN』はどこか古臭いスタイルが完成したと表現しているが、「メッシのために」を合言葉に一致団結するアルゼンチンは今大会もかなり危険なチームに仕上がっている。
「スカローニはメッシを熱烈なファンで囲み、彼を崇拝する世代の選手たちを集めた。そして今ではチーム全員で勝利を掴むためのプレイスタイルを確立している。アルゼンチンの中盤でのパス回しにはどこか懐かしさを感じる。短いパス、ロングボールでじっくりとボールをキープし、そこからリズムが急速に変化する。選手の多くは欧州のクラブでプレイしているが、代表で集まるとアルゼンチンスタイルを見せるのだ」
「中盤は4年前よりも進化した印象があり、エンソ・フェルナンデスとアレクシス・マクアリスターは今や確固たるスター選手になったが、それでも彼らは最大のスターが誰かを理解している。MF陣の目標は、いかにゴールに近いエリアでメッシにチャンスボールを供給するかどうかにある。これが上手くいっているからこそ、メッシは驚異的なペースで得点を重ねているのだ」
メッシは相変わらず運動量こそ少ないかもしれないが、ここぞの場面では決定的な違いを生んでいる。

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