「もう苦しみたくなかった」 引退まで考えたリサンドロ・マルテ...の画像はこちら >>

ユナイテッドとアルゼンチン代表で活躍するマルティネス Photo/Getty Images

家族が支えに

カーボベルデ戦で1ゴール1アシストを記録したリサンドロ・マルティネスが、自身のキャリアで最も苦しかった時期を振り返った。

昨季に前十字じん帯を断裂する大けがを負ったマルティネスは、長期離脱を余儀なくされた。

当時は精神的にも大きなダメージを受け、「昨年にACLを負傷した後、サッカーを引退することも考えていた。もう苦しみたくなかった」と率直な胸の内を明かしている。競技を続ける気力さえ失うほど追い詰められていたという。

しかし、その心境を大きく変えた出来事があった。それは娘の誕生だった。「本当にどん底だった。でも娘が生まれ、そのことがすべてのバランスを取り戻してくれた」と語り、家族の存在が再び前を向くきっかけになったと説明している。

さらに、出産に立ち会った際の経験が決定的だったようだ。「妻が出産する姿を見て、その計り知れない努力を目の当たりにした。その時、自分に『自分はどうして戦い続けないんだ』と言い聞かせた」と振り返り、最も苦しい時期を乗り越える原動力になったことを明かした。

長期離脱を経験した選手にとって、肉体面だけでなく精神面の回復も大きな課題となる。完全復活を遂げたリサンドロ・マルティネスの活躍は、苦しい時期を支え続けた家族への何よりの恩返しとなっているはずだ。

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