世界中の映画ファンから崇拝される巨匠・黒沢清監督が、ミステリー時代劇に挑んだ『黒牢城』が公開中だ。主演は本木雅弘。


 宣伝のため本木は『A-Studio+』(2026年6月19日放送、TBS系)に出演した。番組には長男・UTAも登場。「父に似たしぐさ」があることを証言した。

 耳だけは似ていると言う父・本木雅弘だが、オーバーラップするものは意外なところにもある。“イケメン研究家”加賀谷健が解説する。

本木雅弘の横顔にオーバーラップ

俳優の父いわく「耳以外は妻似」の28歳モデル。それでもカメラ...の画像はこちら >>
 2026年6月19日放送のトーク番組『A-Studio+』で、何とも神々しい瞬間を目撃した。それは30分枠の同番組ラスト、MCの鶴瓶が出演ゲストについて1人語りする、おなじみの締めくくりでのこと。

 ゲストは本木雅弘。鶴瓶に見えない場所で、1人語りにそっと耳を傾ける。カメラが捉えたのは、本木の左横顔。キリッと画面を引き締めるような表情が美しいのだが、もっと美しいのが右横顔だった。

 鶴瓶と本木の間には、透明パネルが置かれている。スタジオ内の照明が反射して、このパネルに本木の右横顔が映っていた。
左横顔に対して、右横顔は心なしか微笑んでいるように見える。映画のワンショットのようだが、右横顔に不思議とオーバーラップするものがある。

息子・UTAが思う「父に似たしぐさ」とは?

 それは段々、息子の横顔に見えてくる……。番組では毎回、ゲストに関係する人物たちが何カットかの写真で登場するが、本木出演回のトップバッターは、長男のUTAだった。モデルとして活躍するUTAは1997年生まれ、現在28歳。

 耳以外は妻・内田也哉子に似ていると本木は言うが、パネルに映る微笑みの右横顔はUTAそっくりだ。しかもUTAのほうではどうも「父に似たしぐさ」があるらしいと番組で紹介している。

 息子・UTAが思う「父に似たしぐさ」とは、手元だった。ゲスト関係者カットの1枚。鶴瓶が「あの手!」と指し示す。UTAが膝元で(片方をもう片方で包むように)手と手を重ねる仕草をしていた。誰かと会話するシチュエーションでは、決まってこの仕草が、彼固有の癖なのだ。

父子初共演CMから待望の俳優デビュー作へ

俳優の父いわく「耳以外は妻似」の28歳モデル。それでもカメラが捉えた「似た仕草」とは。俳優デビューでも注目
スウォッチ グループ ジャパン株式会社 ロンジン事業本部のリリースより
 2019年、本木とUTAは「サントリー天然水GREEN TEA」のCMで父子初共演。
メイキング映像を見ると、確かに2人の仕草が一致していた。関係者カット同様、UTAのほうはわかりやすい。

 撮影の合間、監督と会話するUTAの膝元に注目。両手をしなやかに重ね合わせている。一方、本木はモニターチェック中に「独特の浮遊感っていうか」と感想を述べ、華麗に躍動する両手でジェスチャーしていた。

 空気中でジェスチャーするこの手のひらが、膝元に着地すれば、あの仕草になるなと容易に想像できる。

 インタビュー映像もあり、本木は父子共演について「不思議な時間の流れは感じました」と答えていた。『A-Studio+』の1人語り中に見せた横顔には、この「時間の流れ」が関係していたのかもしれない。

 同番組序盤では「同業者にはなってほしくない」と思っていたことを明かした父だが、息子は2026年7月2日から配信されるNetflix作品『ガス人間』で待望の俳優デビューを果たす。

 タイトルロールを演じるUTAの演技にもオーバーラップするものがあるかもしれない。

<文/加賀谷健>

【加賀谷健】
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役
“イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。
他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。
X:@1895cu
編集部おすすめ