夢から悪夢へ…… 米誌がUS代表W杯を総括 プリシッチやポチ...の画像はこちら >>

アメリカ代表を率いたポチェッティーノ監督 Photo/Getty Images

ティルマンやフリーマンは「勝者」と高評価

ベルギーに1-4で敗れ、ベスト16で2026年ワールドカップを終えたアメリカ代表。米『Sports Illustrated』は大会を総括し、「勝者」と「敗者」を選出した。



同誌が「敗者」の筆頭に挙げたのは、エースのクリスティアン・プリシッチだ。2018年にアメリカ・カナダ・メキシコの3か国共催が決まった当時から、「アメリカ初の世界的スター」と期待されてきたが、今大会は4試合で1アシストに終わった。

グループステージでは持ち味を見せる場面もあったものの、ベルギー戦では負傷の影響もあって途中交代。同誌は「母国開催で伝説を築く絶好の機会だったが、その期待には応えられなかった」と厳しく評価している。

マウリシオ・ポチェッティーノ監督も「敗者」の一人に選ばれた。大会前には80人以上の選手を試しながらチーム作りを進めたものの、ベルギー戦ではリュディ・ガルシア監督に采配で上回られたと分析。「ネーションズリーグやゴールドカップから十分な進歩は見られず、現体制を続ける理由は見当たらない」と続投にも疑問を投げかけた。

また、ベルギー戦で痛恨のミスを犯したGKマット・フリースも「敗者」に選出。大会を通じて決定的な活躍を見せられず、正守護神争いは再び白紙になったと指摘されている。

一方、「勝者」として高く評価されたのがマリク・ティルマンだ。2ゴール1アシストを記録し、中盤で攻撃をけん引。『Sports Illustrated』は「2030年ワールドカップではアメリカ代表で最も重要な選手になっている可能性がある」と、その将来性に太鼓判を押した。


21歳のDFアレックス・フリーマンも、大会を通じて高い守備力と積極的な攻撃参加を披露し評価を上げた一人。

さらに同メディアは、母国開催によってサッカー人気が大きく高まったことを理由に「アメリカのサッカーファン」も勝者に選出している。

ベスト16敗退という結果に終わったアメリカだが、若手の台頭やサッカー人気の拡大という収穫もあった。ただ、エースや指揮官には厳しい評価が下されており、4年後の2030年大会へ向けてチームの再構築が求められることになりそうだ。

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