FIFAのインファンティーノ会長 photo/Getty Images
選手の拘束期間も長くなる
今大会より出場国が従来の32から48にまで拡大したW杯だが、すでにFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は64か国への拡大案を本気で検討しているとされる。
果たして出場国のさらなる拡大は良い結果に繋がるのだろうか。
まずUEFAをはじめ、各協会が難色を示すと見る。UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は、かつて『The Guardian』のインタビューにて「良い考えではないと思うし、予選に問題が出てくる」と64か国案に反対の意思を示していた。
出場国を増やすことで試合の質が低下するのではとの不安に関しては、今大会初出場だったカーボベルデ代表が善戦するなど、思ったほど悪い影響は出なかった。それでも、64か国にまで拡大すればワンサイドゲームが増える恐れはある。
また、64か国での開催となれば開催地の選定も難しくなってくる。それだけの大規模な大会を運営できる地域は限られてくるからだ。
選手の拘束期間もさらに長くなる。クラブW杯も昨夏の大会から32チーム制に拡大したばかりで、過密日程は今のサッカー界が抱える大きな問題だ。インファンティーノ会長は64か国拡大案を前向きに進めていく考えのようだが、各大陸の予選が無意味なものになる可能性など、クリアすべき課題は多そうだ。

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