64チームのW杯などありえない、インファンティーノは辞任すべ...の画像はこちら >>

FIFAのインファンティーノ会長 Photo/Getty Images

大会は拡大の一途をたどるか

史上最大の48チームが参加した北中米W杯はスペイン代表の優勝という形で幕を閉じたが、さまざまな議論を呼んだ大会でもあった。参加国の多さによる大会の長期化、一部のチームに対するアメリカ政府の扱い、商業重視の姿勢、ショーアップされた見せ方などだ。



そして、次回は64チーム参加となる構想が持ち上がっているという。この件について、英『THE Sun』のチーフEFLライターであるジャスティン・アレン氏は「これはサッカーという美しいスポーツに対する侮辱」であるとし、強い調子でFIFA会長のジャンニ・インファンティーノ氏を非難。辞任すべきだと主張している。

「想像してみてほしい。サンマリノがグループリーグでアンゴラと対戦し、週末のその他の試合ではルクセンブルク対カザフスタン、フェロー諸島対リビアが含まれている。ジャンニ・インファンティーノの勇敢な新世界へようこそ」

「インファンティーノはサッカーの質など気にしていない。際限のない拡大は、世界のサッカーを成長させることとはまったく関係がない。彼がFIFAの王座に座り続けるための、恥知らずな票買収工作にすぎない」

「ラ・リーガのハビエル・テバス会長が警告したように、FIFAは40日間の見世物のためにサッカーのエコシステム全体を破壊している。64チームが参加するワールドカップは、実に128試合もの過酷な試合を40日間かけて行うという、とんでもない規模だ。選手の健康? 笑わせないでくれ」

64チーム参加ということは、FIFA加盟国の約3分の1が参加できることを意味する。さらなる大会の長期化に加え、試合の質の低下、予選の無意味化と問題は多岐にわたる。同氏は16チーム制で、どの試合も重要な、「死の組」が必ず存在する方式に戻ってほしいと語った。


「私は32チーム制を、質と包括制のバランスをとる妥協案として受け入れる。だが、インファンティーノは辞任すべきだ」

インファンティーノ会長には、アメリカのドナルド・トランプ大統領に取り入ろうとする姿勢にも批判が集まっていた。にもかかわらず支持基盤は厚く、加盟協会の多くはFIFAからの資金援助や大会拡大による恩恵を重視し、会長選では再選が見込まれるという。

4年後の大会は本当に64チーム制として開催されるのか。何か大事なものを置き去りにしているような違和感は拭えない。

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