W杯効果でMLSチケット売上58%増 ガーバー・コミッショナ...の画像はこちら >>

MLSではリオネル・メッシもプレイしている photo/Getty Images

レヴァンドフスキ、グリーズマン加入で追い風

2026年ワールドカップの開催は、アメリカのサッカー界にも大きな追い風をもたらしたようだ。

米『AP』によると、MLS(メジャーリーグ・サッカー)は、大会期間中から終了後40日間のチケット売上が、大会前の同期間と比べて58%増加したことを明らかにした。



1994年のアメリカW杯を契機に誕生したMLSは、今夏の大会を新たな転換点と位置付けている。

1999年からリーグを率いてきたコミッショナーのドン・ガーバー氏は『AP』のインタビューで、「ワールドカップは8年がかりのプロジェクトだった。大会は期待以上の成功を収めたが、本当の仕事はここから始まる」と語った。

「5年後、10年後にMLSがより人気のあるリーグになっているか。クラブの価値が高まり、世界中の選手がMLSを選ぶリーグになっているか。それが成功の指標になる」

今夏はロベルト・レヴァンドフスキがシカゴ・ファイアー、アントワーヌ・グリーズマンがオーランド・シティへ加入するなど、世界的スターの参戦もリーグの注目度を押し上げている。

またMLSは、2027-28シーズンから欧州主要リーグと同様の秋春制へ移行する予定だ。移籍市場の日程を世界基準に合わせるほか、FIFAの国際試合期間とプレーオフが重なる問題の解消も狙っている。

2027年で退任する予定のガーバー・コミッショナーは、「次のリーダーにはMLSの未来を信じ、このリーグが国内外でサッカーを発展させる存在になってほしい」と後継者へ期待を寄せた。

1994年ワールドカップがMLS誕生のきっかけとなったように、2026年大会はリーグを新たなステージへ押し上げる転機となるのか。アメリカサッカーの挑戦は、大会終了後も続いている。

編集部おすすめ