「マラドーナは救えた」 死の直前に必要な医療を受けず? 専門...の画像はこちら >>

サッカー界の伝説マラドーナ氏 Photo/Getty Images

2020年に死去したが……

ディエゴ・マラドーナ氏の死をめぐる裁判で、元アルゼンチン・ブエノスアイレス州警察科学捜査部の法医学責任者が証言し、「適切なタイミングで治療を受けていれば救えた」との見解を示した。伊『Corriere dello Sport』が報じている。



証言したのは、医療委員会による死因分析に携わった専門家のカルロス・カシネッリ氏。マラドーナ氏は自宅療養に入る前から腎臓、肝臓、心臓に疾患を抱えていたものの、その状態が十分に考慮されなかったと指摘した。

カシネッリ氏は、マラドーナ氏の死因について「急性肺水腫を伴ううっ血性心不全」と説明。さらに、死の数日前から既往症が悪化している兆候が現れていたとした。

「最初の数日とは明らかに状態が変わっていたことを示す警告サインがあった。声明や音声、チャットにも、それは表れている」

そのうえで、重い基礎疾患を抱えていたマラドーナ氏にとって、自宅療養を選択すること自体が適切ではなかった可能性を指摘。「必要な医療的なチェックを受けていなかった」と証言した。

マラドーナ氏は2020年11月25日、60歳で死去。現在行われている裁判では、死の直前にマラドーナ氏の治療や健康管理に関わった医療関係者らの対応が適切だったのかが争点となっている。今回の専門家の証言は、その判断をめぐる重要な材料となりそうだ。

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