今シーズンのラ・リーガで躍進が期待されるビジャレアル photo/Getty Images
昨シーズン大活躍をしたミカウタゼ
ビジャレアルは、今夏の移籍市場で主力選手の流出を防ぐため、FWジョルジュ・ミカウタゼに設定された契約解除金を引き上げるようだ。現在の6000万ユーロから、市場閉幕まで残り10日となった段階で7500万ユーロへと増額されるという。
ミカウタゼは昨夏、リヨンから3000万ユーロで加入。ビジャレアルにとって重要な戦力となった一方、6000万ユーロという解除金は資金力のあるクラブにとって決して手の届かない金額ではない。
そこでクラブは、市場最終盤に入るタイミングで解除金を1500万ユーロ引き上げるようだ。7500万ユーロという金額を設定することで、簡単に主力FWを引き抜かれないようにすると同時に、仮に移籍交渉へ発展した場合にも、ビジャレアル側にとってより有利な条件を引き出す狙いがある。
もっとも、現時点でミカウタゼに対する具体的なオファーは届いていない。ビジャレアルにはミカウタゼのほか、MFパプ・ゲイェにも移籍の可能性が取り沙汰されているが、ゲイェについてはエバートンが関心を示したものの、具体的なオファーには至っていない。
ミカウタゼについても、他クラブからの正式な接触はなく、選手の代理人からビジャレアルへ移籍を求める動きもないという。
それでも、ビジャレアルのスポーツ部門は市場最終盤に備えている。移籍市場は終了間際になるほど状況が急激に動く可能性があり、クラブとしても主力選手への突然のオファーを想定しておく必要があるからだ。
実際、昨夏もビジャレアルでは市場閉幕直前にFWジェレミー・ピノのクリスタル・パレス移籍が成立。その移籍によって得た資金を使い、最終盤にミカウタゼを獲得するという動きにつながった。
今年も同じように、市場の最後に大きな動きが起こる可能性は残されている。だからこそビジャレアルは、ミカウタゼの価値を7500万ユーロまで引き上げ、市場最終盤に主力FWを簡単には手放さないための準備を進めている。

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