なぜサビーニョに1億ユーロを投じる? トッテナムが信じている...の画像はこちら >>

トッテナムが獲得を狙うサビーニョ photo/Getty Images

現在はマンチェスター・シティに所属

トッテナムがマンチェスター・シティ所属のFWサビーニョ獲得に向け、大型オファーを準備しているようだ。『MARCA』が報じた。

トッテナムは最大で約1億ユーロ規模の移籍金を支払う可能性があり、直近では約8500万ユーロのオファーを用意しているとも伝えられている。しかし、サビーニョの昨シーズンの成績を見る限り、この金額には疑問を抱く人も少なくないだろう。

2025-26シーズン、サビーニョはマンチェスター・シティで公式戦36試合に出場したものの、リーグ戦で先発したのは7試合。記録した成績も4ゴール3アシストにとどまった。また、ブラジル代表のワールドカップメンバーからも外れている。

それでも、トッテナムが巨額の投資を検討する理由は、現在の数字ではなく、22歳のサビーニョが持つ将来的なポテンシャルにあるようだ。

サビーニョは左利きのウインガーで、主に右サイドでプレイする。最大の武器はスピードとドリブル能力で、相手と1対1になった際に積極的に仕掛けられる点が特徴だ。個人で局面を打開できるだけでなく、チームの攻撃においてもパスやクロスでチャンスを作り出せる。

その能力を証明したのが、マンチェスター・シティ加入前に所属したジローナでの活躍だった。2023-24シーズンには11ゴールに絡む活躍を見せ、クラブのチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献した。

マンチェスター・シティではスター選手が揃う中で十分な出場機会を得られなかったが、それは必ずしも能力不足を意味するわけではない。むしろトッテナムにとっては、サビーニョを中心選手として成長させる余地が残されているとも考えられる。

ロベルト・デ・ゼルビの下で攻撃の主役を担える存在になれば、サビーニョの市場価値はさらに上昇する可能性がある。

現時点では、約1億ユーロという移籍金は昨シーズンの成績だけを見れば明らかに高額だ。しかし、年齢、スピード、1対1の突破力、そしてジローナ時代に見せたパフォーマンスを考慮すれば、トッテナムが評価しているのは「現在のサビーニョ」ではなく、その先にある成長曲線なのかもしれない。

ワールドカップメンバーから外れた22歳のブラジル人ウインガーが、この夏、プレミアリーグ屈指の大型移籍を実現させるのか。今後の交渉に注目が集まりそうだ。

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