トッテナムを指揮するデ・ゼルビ監督 Photo/Getty Images
2季連続17位という屈辱を味わった
今季が正念場となるプレミアクラブの1つがトッテナムだ。昨季、一昨季と残留争いに巻き込まれ、2季連続で17位に終わるという屈辱を味わった。
英『THE Sun』は、今季トッテナムがライバルたちと渡り合い、CL出場権を取り返すことができると見ている。そこには3つの理由がある。
1つは、近年なかった大型補強だ。ウェストハムからMFマテウス・フェルナンデスをクラブ記録となる8500万ポンドで獲得すると、ほどなくしてこの記録は塗り替えられた。ニューカッスルからMFサンドロ・トナーリを1億ポンドで獲得したためだ。指揮官ロベルト・デ・ゼルビがよく知るDFヤン・ポール・ファン・ヘッケも獲得成功。さらにマンチェスター・シティからFWサビーニョ、FWオマル・マルムシュの獲得を狙っており、さらなる巨額の支出が見込まれている。実現すればクラブ史上最大の大型補強を行なったことになる。
2つ目に、クラブが選手たちの給与の引き上げを行なったことが挙げられる。スパーズは前会長のダニエル・レヴィ氏の時代にはライバルと比べて低い給与水準だったが、これを引き上げる決断を下した。この決断はトナーリらの獲得に繋がっただけでなく、ミッキー・ファン・デ・フェンやペドロ・ポロの契約更新にも寄与している。
3つ目は、今季はヨーロッパでの戦いがなく、リーグ戦に集中できるという環境であることだ。昨季のマンチェスター・ユナイテッドの例を出すまでもなく、CLやELの戦いがないことは国内リーグでは優位に働く。3シーズン前にトッテナムは同じくヨーロッパのコンペティションがない状態で戦い、アンジェ・ポステコグルー監督のもと5位という成績を残しており、これの再現が期待されている。
ただし、試合数が少ないということは、所属する選手全員に出場機会を与え、満足させることが難しいということも意味する。このあたりのマネジメントをデ・ゼルビ監督がうまく行うことができれば、トッテナムは良いシーズンを過ごすことができるかもしれない。

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