マンUにとって本当の問題は誤審ではなく“10人の相手に負けた...の画像はこちら >>

キャリック監督は引き出しのなさを露呈した Photo/Getty Images

数的不利の相手にいいところなし

プレミアリーグ第4節、マンチェスター・ユナイテッドマンチェスター・シティのダービーは0-1とアウェイのシティが勝利を収めた。

60分のアーリング・ハーランドのゴールが決勝点となったが、このゴールは直前にエンソ・フェルナンデスがオフサイドの位置にいたことで物議を醸した。

副審は旗を上げていたもののVARによって判定が覆った。エンソはボールに触れてはいなかったものの、明らかにDFと競り合ってプレイに関与しており、審判団は試合後、判断を誤ったとして声明を発表。事実上オフサイドであったことを認めている。

しかし、本当の問題は誤審ではなかったと英『Mirror』は主張している。ユナイテッドは、シティMFフィル・フォーデンの退場によって数的有利な状況にありながら、シティを倒すことができなかった。同紙はVARのミスはマイケル・キャリック監督にとって、都合の良い目くらましだったと報じた。

「それはキャリックにとって完璧な目くらましだった。『sky sports』の試合後分析は、オフサイドのルールとその解釈に終始しており、マイカ・リチャーズとガリー・ネビルは困惑していた。だからといって、ユナイテッドの欠点に誰も気づかなかったわけではない。日曜日の夜、オールド・トラッフォードを後にした人々は、ハーランドのゴールに苛立ちを覚えたのと同様に、数的優位を活かせなかったチームの不甲斐なさにも当然ながら不満を抱いていたはずだ」

フォーデンが退場となったのは、23分という比較的早い時間だ。そこからアディショナルタイムを含め72分あまりを数的優位な状態で戦ったにもかかわらず、ユナイテッドはゴールを挙げることができなかった。ボール支配は54%にとどまり、枠内シュートはシティの2本に対してユナイテッドは3本と、ほとんど差がなかった。
しかもユナイテッドはホームゲームだった。

その点を突っ込まれたくないキャリック監督にとって、オフサイド論争はちょうどいい隠れ蓑となっていると同紙は指摘している。10人だったにもかかわらず、シティの方がはるかに優勢に見えたのは憂慮すべき問題だ。xGもユナイテッドの0.95に対し、シティは0.99と上回っていた。

明確なビルドアップや攻撃の形が見えてこないのは明らかな課題といえ、[4-4-1]のフォーメーションを敷いたシティを攻略する術をキャリック監督は持ち合わせていなかった。誤審で敗れたのは不幸だったが、本当の問題が別にあることをチームは重く受け止めなければならないようだ。

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