アーティストの「こっちのけんと」がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00~17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間」=“MOMENT(モーメント)”を探ります。

5月1日(金)と8日(金)の放送では、北山宏光さんがゲストに登場。ここでは、8日の放送の模様をお届けします。4月22日にリリースされた新曲「ULTRA」などについて語ってくれました。

北山宏光、友達夫婦の“赤ちゃん”と2人きりで過ごした時間がき...の画像はこちら >>

北山宏光さん、こっちのけんと



北山さんは1985年生まれ、神奈川県出身。2023年9月17日にTOBEとともに新たなエンターテインメントへの挑戦を発表し、同年11月にはデジタルシングル「乱心-RANSHIN-」でソロデビュー。その後は、楽曲制作やライブ演出に加え、俳優としても活動の幅を広げ、さまざまな分野で表現力を磨き続けています。6月24日(水)には、最新アルバム 『ULTRActi:on』をリリース。



◆楽曲制作のきっかけは友人の子ども

こっちのけんと:4月22日にリリースされた新曲「ULTRA」ですが、こちらはどんなことをイメージして作った曲ですか?

北山:たしか、夏かな。友達の家族と一緒に旅行へ行って。友達夫婦からお願いされて、小さい子と2人きりになる時間があったんですよ。そうしたら、泳げないのにプールを指差して「入りたい」と言ってきて。だから、抱っこをして、プールのなかで泳いだふりをさせたんですね。


こっちのけんと:かわいい!

北山:そうしたら、その時に「この子はなんて特別な存在なんだろう」と思ったんですよ。

こっちのけんと:急に輝いて見えたんですね。

北山:プールの反射もそうだし、生まれてまだ数ヵ月か一年ちょいぐらいの、まだ全然喋れない子ども。だけど、感情を出そうとする。ご両親それぞれの人生があって、たまたま出会い、そしてこの子が生まれた。そしてタイミングがたまたま重なって、今この子と自分が2人きりでいる。「この子はなんてすげぇんだ」って思ったんですよ。まさに「ウルトラだな!」みたいな感覚で。

こっちのけんと:そこで出た!

北山:この子は生きてるだけでウルトラなんです。だからきっと僕もそうだし、けんと君もそう。初めて抱きかかえられたときとかに、きっと親たちはそうやって思ってきたのかなって。そのなかでなんで“ウルトラ”かっていうと、「ULTRA」っていうスペルの「L」と「R」。
LがレフトでRがライト。左手右手ってなると、何か大事なものを抱きかかえたときに、LR抜くと「UTA(歌)」だけ残るんですよね。

こっちのけんと:ほんまや!

北山:歌だけ残って歌が生まれるっていうので、「ULTRA」ってなったんです。このメッセージは、俺のなかでとても素直な気持ちだったんですよね。

こっちのけんと:巡り合わせってありますよね。うちもそうで、自分の子っていう実感がそんなにないんですよ。偶然一緒に住んでるちっちゃい子みたいな感覚です。もちろん、お世話をしなきゃって気持ちはありますし、最近は徐々に目が合うようにもなってるんですよ。喋りはしないけど「わー」って言うようになってきて。それを見ていると「家族」って思いますね。

北山:子どもって日々成長していくから。たまに友達の子どもに会うと、「もう喋ってる!」って驚くよね。
子どもって、すごい喋ってるし、すごい笑う。その瞬間って、たくさん一緒にいてあげたほうがいいんだろうなって思うし、だから俺の友達はご飯に行ってくれないんだなって気づきました(笑)。

こっちのけんと:いろんなところに気づけたんですね(笑)。

北山:これは大変だなって思いますね。

こっちのけんと:まさか楽曲の背景に友達のお子さんの話が出てくるとは思いませんでした。

北山:それがきっかけで書きだしたんだよね。

◆ピュアな気持ちを歌詞に綴ることは難しい!?

こっちのけんと:(歌詞も)明るくてピュアな部分がめちゃくちゃ刺さってきていいですね!

北山:たぶん、俺はまだ少年なんだと思う(笑)。

こっちのけんと:少年心を忘れないというか、そういう人って最強だと思うんですよ。大人になっている部分ももちろんあるけど、童心のまま突き進んでクリエイティブをしてる人って、僕はもう素敵だと思っていて。それでいくと、この曲ってめっちゃそうだなって感じました。

北山:ピュアに書くというか、そのとき思った感情を真っ直ぐに書いた感じです。

こっちのけんと:それって難しいっすよね!

北山:歌詞を書いて次の日見返すと、すごい恥ずかしい日ってない(笑)?

こっちのけんと:わかる(笑)! みなさんはもしかしたら簡単に感じているかもしれないですが、真っ直ぐに書くのって一番難しいんですよ。
音楽ってメロディーにも乗っかるから、恥ずかしさを感じることがあるんですよね。

北山:朝起きて「なんだこれ! 恥ずかしすぎる、なしだ」みたいなのがある(笑)。だけどそれを一回グッとこらえて、小っ恥ずかしさを逆に乗せた曲ですね。

こっちのけんと:MVも公開されていますが、100人ぐらいの子どもたちに囲まれていましたね。

北山:青空や夢、希望、青春、汗とか、そういうものを表現したいMVでもあったんですよね。参加してくれたことで、子どもたちの青春の1ページになれたらいいなってことも考えました。あと、キッズダンサーのなかで、僕がバックダンサーだったときの振り付け師のお子さんがいるんですよ。

こっちのけんと:マジっすか!

北山:お子さんはたしか14~15歳だったかな。その子が生まれたときに抱っこしている写真がちょうど出てきたんですよ。

こっちのけんと:まさかのMVに出てくれて!

北山:モニター見て、2人してちょっと泣きそうになりました(笑)。そういう巡り合わせもありましたね。

<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/moment/
番組公式X:@TFM_THEMOMENT
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