「スマホの通信費、ムダに払っていませんか?」大手キャリアの値上げが続く今、契約プランの見直しと使い方の工夫で、通信費は大幅に抑えられます。今回は、格安なプラン選びから、今日からできるデータ節約テクニックまで、家計にプラスの循環をつくる節約術を紹介します。


スマホ代の節約「格安SIMに変更」だけでは不十分?固定費を"...の画像はこちら >>

自分に最適なプランを選び、節約テクでさらにハイコスパに!

 スマートフォンの利用料で最初に気にしたいことは、「今のデータ使用状況と契約プランが見合っているか」ということ。例えば、月間3GBも使わないのにデータ無制限プランを契約するのはムダです。


 まずは現状の利用状況を把握し、契約プランが合っているか、より安く使えるプランはないかを見直してみましょう。プラン変更は一度の手続きでその後ずっと節約効果が続くので、思い立ったらすぐリサーチすることが大事です。


【契約の見直し】使用状況をチェックして最適なプランを選ぼう

 スマホ通信料については、2020年代初めの大手キャリア(通信事業者)各社による値下げ競争を経て、近年は値上げに回帰する傾向が見られます。


 データ無制限プランにスポーツコンテンツ視聴サービスをセットにするなど、付加価値をつけて値上げする会社も増えています。それらのサービスが有効活用できそうならまだしも、不要であれば契約キャリアの乗り換えを検討する方がいいかもしれません。


 他にも「必要以上のプランを契約していないか」「同じ内容でもより安く使える方法はないか」など、この機会に見直してみましょう。


 料金プランの見直しや乗り換えについての情報は、次のサイトでも詳しく確認できます。


参考: 携帯電話ポータルサイト(総務省)


大手キャリア→格安SIMへの乗り換え

 まず検討したいのは、大手キャリアが運営するサブブランドや格安SIMへの乗り換えです。


主な大手キャリアとそのサブブランド・格安SIM 大手キャリア サブブランド・格安SIM 楽天モバイル 楽天モバイル NTTドコモ ahamo(アハモ) KDDI(au) UQモバイル   povo(ポヴォ) ソフトバンク ワイモバイル   LINEMO(ラインモ)

「サブブランド」は大手キャリアの子会社や関連会社が運営しているため、回線の品質もほぼ同等です。店舗でのサポートもあり、安定したサービスを受けつつ料金を抑えたい人に向いています。


「格安SIM」は大手キャリアの子会社であっても運営は別だったり、独立系企業が運営していたりと、より低価格であることが多いです。混雑時の通信速度への影響や、サポートがオンライン中心であるという特徴に納得できれば、お得な選択肢となります。


 これらの企業はポイント還元などの乗り換えキャンペーンを開催することもあるので、変更のタイミングを合わせればよりお得になります。


データ容量が適切か確認する

 実際はそれほどデータ容量を使っていないのに、データ容量の大きいプランを契約している状態はもったいないです。実際にどのくらい使用しているかを確認し、適切な容量のプランに変更することでコストダウンが見込めます。1~4GBぐらいまでは、段階的に高くなるプランが用意されていることが多いです。


 データ使用量はスマホ本体や、キャリアのアプリ・ウェブサイトから確認できます。変更する場合、月ごとの使用量に少し余裕を持たせたプランがおすすめです。動画をよく視聴するなら多め、家や外出先にWi-Fi環境が整っているなら少なめといったように、個々の使用環境をチェックして最適なプランを検討しましょう。


セット割引を活用する

 同じプランでも、一定の条件を満たせば割引になる可能性があります。プラン内容は変わりなく、料金が安くなるのでお得です。


・家族で同じキャリアを使う

 いわゆる「家族割」です。家族間のキャリアを統一することで、単独で契約するより割安になるプランがあります。「3回線以上で月額1,100円割引」「1回線ごとに月額550円割引」などがあるため、家族で相談して統一したいところです。


・指定のサービスとセットで契約する

「ひかりセット」「自宅セット割」といった名称で、インターネット回線や電気の契約とセットにすることで割安になります。


 注意すべき点としては、これらの割引は併用できなかったり、割引対象となるプランが限定されていたりする場合があることです。併用できない場合は、より割引額の大きい方を優先して契約しましょう。


【通信料を節約】より安く使える工夫で通信料をダウンさせよう

 続いて、日々の使い方で通信料を抑える工夫を紹介します。これらは習慣づければ、何も考えずに使い続けた場合に比べて通信費節約が見込めます。


できるだけWi-Fiを使う

 動画の視聴やゲームプレイ、アプリのアップデートなどはデータ容量を大きく消費するため、できるだけWi-Fi環境で行うようにしましょう。特に格安SIMやデータ低容量プランを利用する場合、無計画に動画をダウンロードしたりすれば、すぐに容量を使い切ってしまうおそれがあります。通信速度や安定性から考えると、自宅では光回線+Wi-Fiルーターを使うのがおすすめです。


 外出先の無料Wi-Fiを利用する場合は、通信内容に注意しましょう。暗号化されていないと通信内容が盗み見されてしまう可能性も0ではありません。


通信量を減らす習慣を身に付ける

 今以上に通信料を減らすには、ムダなデータ消費を限りなく減らすことが考えられます。一つ一つは小さくても、日常的に利用するものであれば大きな差が生まれます。


・データを節約できるモードで使う

 SNSアプリには動画の読み込みを遅らせたり、自動再生をオフにしたりといったデータ通信量を抑える設定が用意されていたりします。よく使うアプリにそのような設定がないか確認してみましょう。


・バックグラウンド通信を制限する

 アプリによっては、直接操作していない間も動作し続ける設定になっている場合があります。例えば、ニュースアプリが最新情報を取得したり、天気アプリが位置情報を更新したりといった動作をデフォルトで行っていたりします。これらはスマートフォンの設定で制限することができるので、こちらも要確認です。


・あらかじめダウンロードしておく

 動画や音楽の配信アプリによっては、Wi-Fi環境であらかじめダウンロードをしておけば、外出先では通信なしで利用できるものがあります。アプリによっては有料プラン限定の機能である場合もありますが、条件が合えば活用してみてもいいかもしれません。


定期的に通信料をチェックする

 データ使用量は目に見えないため、つい無頓着に使ってしまいがちです。通信費を節約するなら、月間のデータ使用量を確認するクセをつけましょう。月々どのくらいデータを使っているかは、スマートフォンの本体またはキャリアのアプリから確認できます。


 確認できる内容はキャリアにより違いがありますが、主に月間の使用量や契約に対する残りのデータ容量、過去の履歴などが分かります。データ容量が不足しそうな場合、節約するモードへ切り替えられるキャリアもあります。 


 これらのデータを確認し、よりデータ量の少ないプランへ変更したり、節約のモチベーションを高めたりして通信費ダウンへつなげましょう。


 また、データ通信量をチェックするように、ぜひ家計全体のチェックも行うようにしましょう。家計の見直しは、まずは現状を把握するところからです。以下の記事も合わせて読んでみてください。


  • 家計の「固定費」見直しチェックシート!節約効果大な4項目から始めよう
  • 出費がかさむ原因は?家計を圧迫する「変動費」見直しチェックシート

毎日使うスマホの通信費、節約できれば家計に大きくプラス!

 いまや私たちの生活に欠かせないスマホの通信費は、コストダウンできれば家計の節約に大きく役立ちます。まずは「契約プランが合っているか」「より安く利用できないか」をチェックし、契約を最適化しましょう。


 それができたら、日々の使い方を工夫してデータ使用量を抑えられるようトライしてみてください。この2段階の工夫で、利便性はそのままで費用を抑えることができますよ!


(しま)

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