【華流】「親しみやすく性格が良い」と褒められたタン・ウェイ

　香港の著名監督・馬楚成（ジングル・マ）が、新作映画『極速天使』を発表。上海で記者会見が行われ、主演をつとめる劉若英（レネ・リウ）、林志穎（ジミー・リン）、田中千絵、湯唯（タン・ウェイ）が出席した。

■「湯唯（タン・ウェイ）」写真特集

　マ監督は、控えめな印象を与えるタン・ウェイのことを「いつも笑顔でおしゃべり好きな、親しみやすい女性」と紹介。「初めて会った時、ぴょんぴょん跳ねるように近づいてきて“監督は漫画が好きですか？”と聞いてきた。それからずっとニコニコと話しかけてきたよ。クールでおとなしいイメージを持っていたので、とにかく意外だった！11年前に張柏芝（セシリア・チャン）と会った時と同じくらい、大きなインパクトがあった」と語った。続けて、「人柄が良く、女優としても素晴らしい！」と絶賛。「落ち込んだ時や期限の悪い時はすぐ顔に出るけれど、お菓子をあげたら笑顔になるので、小さな子どもと同じ」と裏話も披露した。

　タン・ウェイはいい作品を作るために、努力してコミュニケーションを図るマ監督に感謝し、「誤解されることもありますが、周りにいる人は私を理解してくれています。知らない人に何を言われても、気にしません」と語った。そして「本作ではカーレーサーを演じていますが、普段車を運転することはほとんどありません。でも実はスピードを出して走るのが好き。車に乗ると性格が変わるタイプです」と笑った。撮影中タン・ウェイがスピードを出しすぎないようにと、スタッフが注意を促しているという。

　またレネ、タン・ウェイ、セシリアと、「主演女優3人が集まったら、にぎやかすぎて大変！」と訴えていたマ監督。「いくらしゃべっても、話は尽きません。これまでの作品では男優さんとの共演がほとんどでしたが、この作品で女優さんとのシーンが多くて嬉しい。セシリアに初めて会った時は、10分以上立ち話をしました。かわいい少女のような雰囲気で、2児の母親だとは思えなかった。レネとは早朝のロケが控えていても、夜中の2時過ぎまでしゃべっていたこともあります」と楽しそうに報告したタン・ウェイ。「現場の明るい雰囲気と、キャストの仲良しぶりが映像に出ている」と自信作をアピールしていた。（編集担当：饒波貴子・黄珮君）

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