中国メディアの今日頭条は4日、韓国が建造中の独島級揚陸艦「馬羅島(マラド)艦」について、ロシアメディアが「5月14日にも進水する見込み」と報じたことを伝えつつ、馬羅島艦が韓国海軍に配備されれば「日本との駆け引きにも変化が生じる可能性がある」と伝えた。

 記事は、独島艦は強襲揚陸艦や戦車揚陸艦、さらには大型輸送艦、災害救助船などの機能を備えた「準空母」と見なされていると伝え、世界中のどの海域でも活動が可能だと主張。
独島級揚陸艦の1番艦は2005年に進水し、07年7月に就役したが「それによって韓国海軍の作戦能力は大幅に強化された」と論じた。

 続けて、独島級揚陸艦の2番艦にあたる馬羅島艦はもともと10年に就役する予定だったが、5月14日にも進水する可能性があると紹介。独島艦が「準空母」と呼ばれるのは、その外観からだけでなく、空母と同じように戦車やヘリコプター、さらには戦闘機まで対応可能な格納庫を持地、広い甲板も持つためであると伝えた。

 また記事は、一部の専門家からは「韓国が独島級揚陸艦を建造するのは、日本との差を埋めるため」という指摘もあることを紹介し、韓国は将来的に最低でも3隻の独島級揚陸艦を運用することを望んでいると伝えた。

 さらに、日本と韓国は竹島(韓国名:独島)をめぐって対立しているが、まもなく進水する可能性がある馬羅島艦が韓国海軍に配備されれば「日本との駆け引きにも変化が生じる可能性がある」と主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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