6月26日、NHK総合『第2回明石家白!』に宇崎竜童阿木燿子夫妻をはじめ森高千里、ゆず、三浦大知、Dream Ami、三浦祐太朗が出演した。さんまがひな壇に座るゲストと順番にトークしていきながら楽曲の魅力を引き出すという興味深い趣向で進行する。


ゆずの2人はさんまのリクエストで『栄光の架橋』をギターの弾き語りで熱唱した。岩沢厚治が「ソファーでやったのは『さんまのまんま』以来ですね」と懐かしめば、北川悠仁はさんまとの距離が2m弱しか離れておらず「すごい近くで聴いて頂けたので嬉しかった」と感激した。

そんななかさんまが好きだという楽曲『夏色』について「ブレーキの部分の歌詞は要らないのでは」と切り出すと「聞き捨てならないですね」と焦る北川。岩沢とともに必要なことを主張するがさんまは「いちいち歌わんでも、俺はブレーキをかけているのを知ってるから! 坂道やし!」と納得しない。

それを引きずったまま『夏色』をパフォーマンスすることになり、北川が掛け声をかける「イチ、ニ、サン、ハイ!」を折角なのでさんまのキャラクター“パーデンネン”を取り入れて「イチ、ニ、サン、パァ~!」にしようと提案する。宇崎竜童らゲストと観客が皆でポーズをつけながら「イチ、ニ、サン、パァ~!」と楽しんだ。


さらに『夏色』お決まりのアンコール「もう一回! もう一回!!」がはじまると北川がいつもは「バカやろ~!」と叫ぶところを「アホかー!?」とやった。さんまがそれを受けて「アホちゃいまんねん、パーでんねん! パァ~!」」と返して大ウケする。

『夏色』を歌い終えて「めっちゃ楽しい!」とご機嫌なさんまは「やっぱり、あの“ブレーキ”は要るな!」と認めて「よかったー!」と北川を安心させた。

次の順番でトークするDream Amiがギターの練習をしていると明かし、練習曲はゆずの『サヨナラバス』だというのでゆずと一緒にギターを弾いて歌うことになった。するとひな壇から身を乗り出して「さんまさん! 僕も混ぜてもらいたいんですが?」と三浦大知がアピールするではないか。彼も以前ギターのレッスンをしていた時にゆずの曲を歌ってファンになったという。


さんまが三浦に「どんな歌やったっけ?」と振ったところ「サヨナラバスは~」と歌うので北川もギターを弾き出す。主役のAmiが置いて行かれた形になりさんまが2人を制すと、三浦は「さんまさん! 止めないでくださいよ! 夢が叶った瞬間だったのに!」と悔しがった。

自分のギターを弾くのはこれで2回目だというAmiが何とかコードを押さえながら『サヨナラバス』のサビを弾き語り終えたところで、さんまが「三浦くん歌いたいのやろ!」と声をかけると彼は「混ぜていただけたら!」と目を輝かせる。「どんな歌やった?」と再び振られるとひな壇から飛び出しアドリブで振りまで付けながら「サヨナラバスは~」と高らかに歌い出す。北川と岩沢によるギターの伴奏に合わせてダンスを踊ってノリノリである。

サビの部分だけではあったが、ゆずとの夢のコラボが実現して満足そうな三浦大知。
そんな彼はドリカムを愛するアーティストたちによるカバーアルバム『The best covers of DREAMS COME TRUE ドリウタVol.1』(7月7日発売)で『決戦は金曜日』をカバーしているが、機会があればゆずの楽曲も本格的にカバーしてみると面白そうだ。



(TechinsightJapan編集部 真紀和泉