住宅会社・タマホームの公式サイトから、ついに元SMAP木村拓哉の画像が消された。

 同社は、2009年から木村をイメージキャラクターに起用。

企業サイト内には、特設サイト「SPECIAL SITE 木村拓哉」が設置され、最近まで木村の出演CMの閲覧や壁紙のダウンロードが可能となっていた。

「どうやら昨年中に契約が終了していた模様。ちなみに、タマホームはSMAP分裂騒動以降、木村の出演CMのオンエア回数を極端に減らし、代わりに坂本冬美や矢野顕子が出演するCMをオンエアしていました。さらに、ジャニーズの公式サイトからは、木村が15年からモデルを務めていたスポーツウェアメーカー『デサント』の文字も消えており、SMAP時代から続く広告契約は消滅した形です」(芸能記者)

 これと入れ替わるように、ジャニーズ公式サイトの木村のCM情報には「LINE『LINEのお年玉つきスタンプ』キャンペーン」と「そごう・西武『起業』」の文字が追加されている。

 なお、現在、そごう・西武の公式YouTubeチャンネルで、約1分間の木村の出演CMが閲覧可能。同CMでは、木村が神妙な面持ちで「周りはいつでも口を挟みたがる」「『こうあるべき』から逸脱した瞬間に、ナイフのような鋭さで言葉が視線が一斉に責めてくる」「新しい『私』を始めるのは、いつだって私しかいない」などと語っている。


「まるで、分裂騒動でバッシングを浴びた木村自身の言葉かのよう。ジャニーズ事務所は、『叩かれても、キムタクって頑張ってるよね』と言われるような“ひたむきキャラ”を押し出そうとしているのでは?」(同)

 また、YouTubeにCM動画がアップされているのも、これまでの木村からすると珍しい展開だ。

「かつてトヨタやニコンなど大手企業のCMに多く出演していた木村だけに、現状の落ちぶれ感は否めない。また、YouTubeの解禁は、クライアントへの『ネットでも広告展開できますよ』というアピールでしょう。ジャニーズのプッシュで、木村を映画やドラマの主演に突っ込むことはできても、CMとなるとなかなかそうはいきませんから」(同)

 そごう・西武のCMでは、「わたしは、私。」とのキャッチフレーズを力強く発している木村。叩かれてもマイペースで頑張る姿を見せることで、広告業界離れを食い止めることはできるだろうか?