50、60代男性に美術館ナンパを指南? 「ちょいワルジジ」雑誌がヤバすぎる
GGメディアのプレスリリースより。

2017年6月24日に創刊予定の50、60代の男性向け雑誌「GG(ジジ)」。その編集長がインタビューで語った女性へのアプローチ方法が「キモイ!」とSNSで話題になっている。


美術館は出会いの場?


同誌編集長は「ちょい不良(ワル)オヤジ」というフレーズで話題を集めた「LEON」をはじめ、「Begin」「Men's EX」などの創刊編集長を務めてきた岸田一郎さん。「週刊ポスト」(小学館)のインタビューで語った女性へのアプローチ方法が「NEWSポストセブン」に掲載されると、その内容に疑問の声がTwitterであがった。

創刊号の企画にする予定と語ったのは、美術館で女性に声をかけるナンパ手法。女性が1人で来ることが多い美術館は出会いの場所と考えることができ、趣味や知識を活かせるチャンスがあるとのこと。美術館に行く前には画家や作品のことを予習しておき、作品を熱心に見ている女性に「この画家は長い不遇時代があったんですよ」といったように知識を披露すれば会話に繋がるそうだ。
同インタビューで岸田さんは以下のように話している。
「『アートジジ』になりきれば、自然と会話が生まれます。美術館には“おじさん”好きな知的女子や不思議ちゃん系女子が訪れていることが多いので、特に狙い目です」

これに対しネット上では嫌悪感を露わにする声が続出し、「稀にこの手の人に遭遇しますが、正直鑑賞の邪魔でしかないし、少しでもこちらが『相手の知らない』話をすると途端に不機嫌になったりするので鬱陶しくて仕方ない」「マンスプレイニング(男性が偉そうに女性を見下しながら何かを解説・助言すること)のススメとでも書いとけ。ちょいワルどころか明確に悪」「ヘンな人が付きまとってくるんですけどって警備員呼ぶ案件だろこれ」と批判意見が殺到。

お尻をツンツンする方法も伝授!


さらに、同インタビューでは焼肉デートでセクハラ助長のようなアドバイスもしている。牛肉の部位を覚えておくと、「○○ってどこの部位?」と聞かれたときに、「キミだったらこの辺かな」と女性をツンツンでき、「イチボは?」と聞かれたらお尻にもツンツンできるチャンス到来とのことだ。

漫画原作者の小池一夫さんも「同じジジイの僕からしても気持ち悪さしかない。美術館で女性を狙えとか、焼肉屋で女性へのボディタッチの仕方とか。
あっ、こういうジジイは嫌われますよ!という反面教師にはなるかも。ジジイになってまでライフスタイルを他人に教えてもらわンといかンのか」とTwitterで苦言を呈している。
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