我が家のスマートホーム計画、今回はリモコン家電をスマホから操作できるようになる「ここリモ」を購入してみました!

ここリモとは?


一人暮らしのスマートホーム計画実現 「ここリモ」が想像以上に未来だった!

「ここリモ」とは、中部電力が提供する、IoTやICTサービスのブランド「カエテネコネクト」の第一弾としてリリースされたサービスです!
ここリモを使うと、エアコン・照明・テレビの「3大・リモコンで操作する家電」をスマホから操作できるようになります!

特筆すべきはその安さで、なんと5,980円で購入できます

ここリモができる4つのこと


・エアコン、照明、テレビといった3大「リモコンで操作する家電」の赤外線をコントロールしてをスマホで操作
・就寝時のエアコンの設定温度をお好みにコントロールする「快眠コントロール」
・家電の遠隔操作
・エアコンの電気代予測機能


準備が少しだけ難しかった


ここリモを使ってリモコン家電を操作する本題の前に、使い始めるための準備が少し難しかったのでそちらのお話から進めていきます。
一人暮らしのスマートホーム計画実現 「ここリモ」が想像以上に未来だった!


セットアップが地味に面倒


セットアップに少しだけ手間取りました。
まず、ここリモを接続するためにWi-Fi設備が必要ですが、現在主流となっている5GHz帯のWi-Fiに対応していません。また、接続のためにはお使いのWi-FiのSSIDを手入力する必要があり、ネットの設定が苦手な方だと難しく感じるはずです。

僕はITやガジェット好きで慣れているので平気でしたが、ITが苦手なうちの父母なら一人ではできないんじゃないかと思うレベルでした。

アプリの細かい仕様が残念


繰り返し行う操作(リモコンの赤外線を探すなど)でいちいち同じポップアップが表示されたり、ログインせずに使えるのに毎回ログイン画面からスタートしたりと、普段使いに支障はないけど少し不便な部分が目立ちました。
僕がアプリを作る仕事をちょっとだけやっており細かい部分が気になってしまうだけなので、「使いにくい」と断定するほどではないかもしれません。
最近買った便利ガジェットは「アプリさえ入れれば全部説明してくれてセットアップが超簡単!」なものばかりだったので明らかに差を感じました。
しかしここリモはまだ登場したばかりなので「カエテネコネクト」の今後のサービスに期待したいと思います。

リモコン接続までいけばあとはカンタンだけど…


スマートフォンとここリモ本体が接続できればあとの操作はカンタンでした。家電のメーカー名を選択して赤外線を使ったテストをするだけです。
ここまでの手順が終われば、すぐにスマホをリモコン代わりに使用することができます。


一人暮らしのスマートホーム計画実現 「ここリモ」が想像以上に未来だった!


ただし、リモコンのカンタンな操作をスマホに移すことはできましたが、照明の明るさ調整などリモコンのすべての機能がスマホに移るわけではありませんでした。照明だったらオンとオフなど、スマホに移せるのはよく使う機能に限ります。

一人暮らしのスマートホーム計画実現 「ここリモ」が想像以上に未来だった!
一人暮らしのスマートホーム計画実現 「ここリモ」が想像以上に未来だった!
一人暮らしのスマートホーム計画実現 「ここリモ」が想像以上に未来だった!

真骨頂はAmazon Echoとの連携だった!


ここリモの真骨頂が、スマートスピーカーと連携し、声による操作が可能なことです!
2018年8月時点ではGoogleホームは対応していないので、Amazon Echoのみ音声操作を利用することができます。
接続のためには
・ここリモアプリから中部電力サービスに会員登録
・Alexaアプリから追加する「ここリモ」スキルを選択
・Alexaアプリ上で「ここリモ」のアカウントへログイン
・「ここリモ」スキルを有効化


以上の手順で完了です。
我が家で使っている家電は引っ越した時からついているエアコンや、スマートホームを売りにしているわけではない、いたって普通の家電です。そんな家電でも声で操作できるという体験には未来を感じました。


一人暮らしのスマートホーム計画実現 「ここリモ」が想像以上に未来だった!
一人暮らしのスマートホーム計画実現 「ここリモ」が想像以上に未来だった!


以前このスマダンで紹介した「Switch Bot」を合わせると、もうスマホで操作できない家電はほとんどないのかもしれません!

(橋本ナオキ)