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“最強王者”リゴンドーに玉砕! 天笠尚が激闘を振り返る「奇跡的じゃなく奇跡を起こしたかった」

2015年1月24日 06時00分

大晦日。WBA・WBO世界スーパーバンタム級統一王者のリゴンドーに挑んだ天笠尚

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昨年、大晦日。天笠尚(山上)は、WBA・WBO世界スーパーバンタム級統一王者、ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に挑み、大方の予想通り敗れ去った。試合直後、敗者の顔はまるでアメコミの宇宙人のように腫れ上がっていた。

完膚なきまでの敗北。しかし、“最強王者”との激闘から2週間後、天笠の表情は晴れ上がっていた――。

 * * *

―リゴンドー戦、振り返ってください。

「やっぱり、勝ちたかったですね。勝てる可能性がどれだけ低くても『1%の可能性を信じて、奇跡的な試合をしよう』って臨んだ試合だったんで。奇跡的な試合にはなりましたけど、奇跡は起こせなかった。どうせなら、奇跡を起こしたかったですね」

―しかし、リゴンドーが1Rに2度ダウンを奪われたのは、天笠選手との試合が初めて。奇跡が起きる可能性も十分あったと思います。

「負けは負けですからね。奇跡的と奇跡ってのは圧倒的な違いで」

―それでも、一歩も引かない魂のこもった試合は、多くの人の心を震わせました。

「あのリゴンドーが日本に来てくれたんで。逃げなかったというのが、その対戦相手としての最低限の務めというか。最低限の任務は果たせたかなって。心が負けて引いちゃって、後悔するような試合、負け方だけはしたくなかったんで」

―そもそも対戦が決まったのが、試合の約1ヵ月前。階級もいつもよりひとつ下のスーパーバンタム級。異例づくしでした。

「大晦日の大トリ、しかも対戦相手はリゴンドー。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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